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2024/10/15(火曜日)淡路土を使ってwell – Beingを目指す

「土と、淡路島で何かええ感じの瞬間を作る」

 

当社の体験施設兼カフェのご紹介です。

 

淡路島の土で育った食材と淡路島の土を使った体験
淡路土を使ってwell being projectがstart!!

 

▼棟上げの様子&施工前の写真▼

   

 

淡路島の自然を感じながら土と心地よい空間を創りそこに集い
リサイクルやサスティナブルに適した素材「土」から生まれるコミュニティーで人との関係を大切にする。

土から始まるコト・トキ体験で手作り、手仕事のぬくもりを感じながら
はじまりの島淡路島の大地の恵みを利用して人を幸せにするProjectです。

 

▼施工の様子▼

  

 

◎既存の土壁を剥がし再利用しました。再利用の土を配合し塗りやすくするのが、

 研究の難しかったポイントでした。

◎土間は掃除のしやすいように&滑らかに。

◎撥水剤を使用し、『土のシンク』を。お客様に大変感動されます。

 

▼完成写真▼

 

 

 

当社ではお客様の建築イメージ、コンセプトを実現する、壁材、床材のご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

 

■オーダーメイド塗り壁について 詳しくこちら・・・

 

2024/10/11(金曜日)当時の面影も感じながら古美術品を楽しむ空間

古美術品を展示する美術館に合う壁と床

 

オーダーの依頼をいただいたのは、ゼネコンの設計士様。歴史ある美術館の工事に携わっており、美術館の展示品は日本文化を感じる、歴史的な茶道具や仏教美術品などの古美術品。

展示する美術品を邪魔することなく、逆に引き立ち、当時の日本文化を空間から感じつつ、現代のスマートさも取り入れた建築にしたい想いがありました。

そのようなコンセプトなので、外壁には「漆喰」を採用することが決まり、外部アプローチと内部エントランスの床は日本文化を感じる「土間たたき」を採用することになりました。

 

  

 

壁に使用する「漆喰」はオーソドックスな白を使用することになったので、既製品で問題無いと言うことでしたが、床に使用する「土間たたき」はオーナー様のご要望も有り、特注色をオーダーで作成して欲しいとの依頼が来ました。

 

日途工のカラーチャートで指定いただいた色の再現

 

当社の「土間たたき」製品の仕上がりテクスチャーは気に入ってくださったので、指定された色出し試験をすすめました。

この度ご指定を受けた色はかなり淡く、うすい色のため、施工のやり方を変えてしまうと、色が表現できない事があります。

ですので、調色試験だけでなく、実現性が高くなる施工手順なども合わせて試験し、お客様に報告しました。

 

 

まずはご指定いただいたカラーで「土間たたき」サンプルを作成、提出し、オーナー様にご確認いただき、OKが出ました。

次は実際に現場で施工される施工業者にテスト施工を兼ねて、施工レクチャーさせていただきました。

この度の現場に適した施工時の準備品、施工手順、作業性の確認や仕上げるタイミングなどをお伝えし、共有しました。

 

  

 

はじめての使用する材料なので施工業者には不安があったと思いますが、現場施工前に施工レクチャーを行うことで、その不安を取り除きます。

そして何よりも、採用いただく現場が美しく仕上がり、施主様に満足していただく事が一番重要だからです。

 

  

 

当社ではお客様の建築イメージ、コンセプトを実現する、壁材、床材のご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

 

■オーダーメイド塗り壁について 詳しくこちら・・・

 

2024/10/08(火曜日)気軽に田舎暮らしを体験できる 農地付き宿泊施設

淡路島の魅力を知ってもらうことで定住人口増加をねらう

 

この度はご相談いただいたのは建築デザイナー様。

デザイナー様は当社の地元、淡路島に建設する滞在型市民農園建設に携わっており、地元の素材を建築に仕様したい想いからご相談を受けました。

この施設は農業を通じ地域活性化を目的にしたもので、山間部に木造平屋建ての宿泊施設を建設し、それに農地がセットで付いてくる、気軽に田舎暮らしを体験できる施設で、主なターゲットは都市住民です。

 

 

田舎の静かな山間部で宿泊しながら、農園の整備を地域住民と交流しながら行うことで、風景や食、島民の人柄など、淡路島の魅力を知ってもらい、定住する方を増やすことも目指しております。

そんなコンセプトの施設なので、「田舎暮らし」「淡路島」というキーワードからデザイナー様は、地元淡路島で採取される「土」を素材にした壁材で内壁、外壁を施工したいと考えたそうです。

仕上げに塗る「土壁」の色も、具体的にこのような色にしたいとデザイナー様から要望もあり、研究・開発が始まりました。

 

「土壁」の外部耐久性と色出し試験

 

この度の依頼内容で難しいのは、まずは「土壁」の外部耐久性と仕上がりテクスチャの共立です。

通常「土壁」は外壁に使用することは無く、その理由は雨(水)で流れてしまうためです。そのため、雨(水)を吸わせないよう撥水対策をする必要があります。

しかし、問題はこの撥水対策で「土壁」に撥水処理をしても、仕上がりテクチャが変化しないようにする必要があります。

もうひとつは、具体的なご要望があった「土壁」の色合わせです。実は「土壁」の素材「土」はもともと色が付いているため、ベースが白色の漆喰等と比較すると、はるかに色合わせの難易度は高くなります。

 

 

ご希望の色になるよう何度も調色試験を行いました。

 

以上のような難題を乗り越え、デザイナー様ご希望の色で、外部の撥水対策をしても色や表情にほとんど影響が出ない「土壁」を開発し、採用していただきました。

 

 

 

この施設を利用する方が淡路島を感じ、淡路島の魅力が伝わるすばらしい仕上がりになっていました。

 

 

当社ではお客様の建築イメージ、コンセプトを実現する、壁材、床材のご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

 

■オーダーメイド塗り壁について 詳しくこちら・・・

 

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