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「社員の日々雑感!」の記事一覧

2016/08/27(土曜日)葉枯らしの床材~天然乾燥の床材

この度、外壁の漆喰材料についてお問い合わせ頂きましたお客さんの元請け工務店さんに「葉枯らし床材」について教えて頂きました。
葉枯らしの木材は、伐採後山の中で寝かせ、葉の先からゆっくりと水分を抜いて乾燥させていく伝統的な方法だそうで、乾燥機などは使用しない手間と時間のかかる方法だそうです。天然乾燥材は、強度やしなり、ツヤ、香りなども良く、床材にすると最適なやわらかさと温かさのある無垢フローリングになるそうです。
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現場の切れ端も大事に残してあり、この葉枯しを体感してもらうようにお配りしているそうです。
社長様の直筆で書いてくださり、頂いてきました。「杉のいい匂い!」

漆喰と同じく伝統的な技法、葉枯しの乾燥方法も全国的に少なくなっているそうです。手間と時間がかかるものがどんどん失われていくのは寂しいですね。

2016/08/17(水曜日)鏝絵!というより芸術作品ですね!

先日の海鼠壁(なまこ)壁について教えて頂いた左官屋さんが、趣味で行っている「鏝絵」を見せてくださいました。
様々なところで評価も頂いている作品ですので、ご存知の方も多いとは思いますが、これも漆喰で出来ているそうなので、漆喰は本当に面白い素材ですね。
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この蜂の巣の立体造形!これも実はセメントと漆喰で作っているそうです。びっくりです。

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ほぼ本物、鏝絵というよりある種芸術作品ですよね、大きさも実物とほぼ同じくらいで本当に細かい作品です。
ただこの中にはちゃんと左官の基本下地、中塗り、下地が盛り込まれており、どろだんご同様高度な左官技術が盛り込まれています。

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上の写真は、骨組みで針金などで出来ています。
この上からモルタル中塗りを行って漆喰で仕上げていくそうです。

ここまで細かくなると道具も市販品ではまかなえず、自作だそうです。
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ご自身の手作り道具!

下の写真は、販売店様に飾られていた「あり」これも同じ方が作られた作品だそうです。

感動!

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2016/07/26(火曜日)車で走っていて気になったので・・・お城?

車で走っていると山の上に「お城?」これは何城だろうと調べたら・・・小牧山の小牧城というか資料館。せっかくなので見学!
当然お城の形をした資料館ですが、正式名称は「小牧歴史資料館」でも、もともとは由緒のあるお城があったようです。
小牧城は織田信長が築城したお城で、小牧・長久手の古戦場だそうです。
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結構な山道を登ります。暑いので大変・・・

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小牧山が戦前まで徳川家の所有だったんですね、昭和5年に小牧町に寄贈されたそうです。

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見晴らし最高!
すいませんまったく商品には関係ない話でした。お城つながりということで・・・・

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