近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「土壁お探しですか?」の記事一覧

2018/07/10(火曜日)真砂コン土間仕上げの性能

今回は真砂コン土間仕上げの主な特徴をご紹介致します。

①80パーセントが自然素材の真砂土の為、風合いが土に近い!
土舗装は土に近づけていけばいくほど強度が落ちていきます。セメントと土だけでも最初は固くなりますがすぐに風化してボロボロと削れだします。
真砂コン液を使用することで、土とセメントの結びつきを長期間強くし、駐車場にも使用出来る強度を維持し続けます。

②勿論、雑草は生えません!
土舗装をお探しの方で、雑草が嫌だからというお声もよく聞きます。ボロボロと取れ出した土舗装は強度が無く雑草が突き抜けてくることもありますが、真砂コン土間仕上げは土とセメントの繫がりが強固でコンクリートみたいになる為雑草が生える心配はありません。

③吸水する為、水たまりが出来ません!
主成分が土である為、雨が降っても打ち水をしても水が浸透していく為、水たまりが出来ません。水が浮いている面では車でも人でも危ないですが真砂コンは水がすぐに浸透していくのでその心配がいりません。

④表面の温度がコンクリートと比べかなり抑制されます!
主成分の土の性能でコンクリート舗装ほど地表の温度が上がりません。真夏の暑い日に駐車場の車に乗った時などは温度の違いがすぐに分かるかなと思います。
※簡単な実験をしてみました。
地表から1.2メートル地点の気温が33.4℃でした(だいたい気温は1.2~1.5m地点で計ります)

次に西日がたっぷり当たっているコンクリートの地表温度を計測しました。

43.5℃ですね。もう真夏かと思うぐらいの暑さです。

最後に同条件の真砂コン土間仕上げの温度を計測しました。

36.2でした。暑いですがコンクリート舗装と比べると7℃以上も違います。土の機能を実感します。
このように地面の温度が上がりにくいのも真砂コン土間仕上げの大きな特徴です。

少しでも真砂コンが気になった方は
カタログや現物見本をお送りしますので下記よりお問い合わせ下さいませ!

2021/11/01(月曜日)土壁補修で材料をお探しの方|中塗り土「中土」は、水で練ってすぐに使える中塗り土です。


中塗り土をお探しですか?配合中塗り土があります。


 

配合中塗り土「中土~なかつ~」、販売当初わたし達社員もこの商品のニーズが本当にあるのか?

 

半信半疑なところがありました。

カタログ、見本などが完成し、いざ販売がはじまるとお客様より予想以上のご注文をいただいております。

うれしい期待の裏切りですね(笑)

実際にご購入いただいたお客様に理由を聞くと、

「材料単価のみで判断するより、作業手間を減らす事の方が大事だからね。材料単価が多少高くなっても、それ以上に計って、配合してなんかの作業手間が減るならその方がいいよね」

とおっしゃっていました。
nakatsu2[1]

中土(なかつ)の仕上がり表面厚く塗ると、若干の亀裂が入ります。

配合品を使わない場合、中塗り土は現地で配合することになり中塗り土、砂、藁すさと3種類別々の材料を用意し、その3種類を毎回計量しながら混ぜ合わさなければなりません。結構大変な作業です。大変な作業なので途中で量を計り間違えたり、計量がいい加減になったりします。
また、材料の置き場所確保も3種類の場合と1種類の場合とではだいぶん違ってきますね。
もし中塗り土が必要になったら、配合済み中塗り土も作業手間削減に一度ご検討ください。

20160627144240459_0001 20160627141013819_0002

 

2018/06/24(日曜日)土間たたき、お問合せの多い内容について その②

近畿壁材の土間たたき材料についてお問合せの多い内容について・・・

その② 「施工は難しいのですか? 施工方法について教えて下さい?」

お答えさせて頂きます。・・・結論から申しますと、やはり伝統工法であり、伝統的な方法を継承しておりますので、簡単な物ではありません。
しかし、製品である以上出来るだけ多くのお客様に本物の素晴らしさを「体感」していただきたいと考えておりますので、難しすぎて施工できない!などが無いよう心がけております。

最近では、施工動画等の配信も行い、できる限り分りやすく施工要領を作っております。
≫弊社の動画チャンネルは、もう見て頂きましたか?

NO,1

チャンネル登録お願いします。

さて、本題に戻ります。
施工について、工程ごとの注意事項をご説明させて頂きます。

①下地は?

20180611-_DSC0185

 

下地は、土や砕石などしっかりと転圧した下地にしてください。軟弱な地盤だと割れてしまいます。
また、コンクリート面もあまりお勧め出来ません。もちろん施工実績はありますが、出来ればコンクリート下地は避けて下さい。

そして、写真のように下地には「水養生」をしっかりしてくださいね、たたきは少ない水分量で施工します。下地に水が取られてしまうとドライアウトを起すので注意が必要です。

②水加減は?

20180611-_DSC0187 20180611-_DSC0189

 

写真のようにバッサ、手で握って固まるくらいの水加減です。
モルタルやコンクリートのようにどろどろにすると叩いても締まらず、乾燥後の強度も出ません。

③叩いた面の仕上は?

20180611-_DSC0201 20180611-_DSC0210

叩き締め、ノロを浮かせます。そして鏝で表面をしっかり伏せこむと、比較的表面が平らで肌目も揃います。
また、表面強度も上がり、ボロボロ削れることもありません。

④表面に砂利を意匠で出したい場合は?

【重吉たたき】セットにも意匠用の玉砂利を付属しておりますが、(※入れなくても大丈夫)材料を混ぜるときに一緒に入れないで下さい。意匠用の玉砂利は、鏝で押えた最後に表面に叩き込んでいきます。

20180611-_DSC0228 20180611-_DSC0223

 

お好みで砂利を表面に並べ、鏝や木槌で叩き込んでいきます。

20180611-_DSC0235 20180611-_DSC0233

その後、再度ノロを浮かせ、砂利の頭が見えないように完全に沈めていきます。

最終仕上は、スポンジで表面を拭き取ります。拭き取った後、沈めた砂利が見えますので安心して下さい。

⑤施工後拭き取る場合、乗っても大丈夫ですか?
土間たたきは、施工の段階で叩き締めているので大丈夫ですが、足型が付くのでスタイロフォームなどを利用して拭き取りを行って下さい。

20180611-_DSC0244

⑥拭き取りはどのようにすればいいですか?

最後までご覧頂いて有難うございます。
土間たたきにご興味がございましたら、

≫土屋重吉【重吉たたき】商品詳細はこちら・・・

 


 

~土壁・土間たたき製品をお探しではございませんか?~
土屋重吉ONLINESHOP 開店中!

淡路土製品の情報配信中!
日曜左官 ~土屋重吉で本格左官仕事を楽しむブログ

 

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ