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「社員の日々雑感!」の記事一覧

2017/06/09(金曜日)漆喰の簡単なメンテナンス方法とは?

漆喰のメンテナンス!?


漆喰にはカラーもありますが、実績としては圧倒的に白色が多く施工されています。白色の為、汚れが付着した場合色付きのその他壁材よりどうしても漆喰は目立ちやすくなります。状況により汚れの完全除去は難しいこともありますが、試していただく価値有りの簡単メンテナンス方法をご紹介いたします。

○内装の汚れ

表面装の汚れについた手アカなどは消しゴムで除去できる場合があります。マジックなどの汚れは、目の細かいサンドペーパーでやさしく削り落してください。

その他表面から付着した汚れは水拭きか台所用の中性洗剤である程度取り除くことができます。水拭き、中性洗剤でも効果が見られない場合は、塩素系の漂白剤(中性またはアルカリ性のもの)をお試しください。漂白剤を使用した除去作業は繰り返し行うことで、効果があらわれる場合があります。
○外部の汚れ
内部と同様に中性洗剤で清掃し除去できない場合は漂白剤をお試しください。それでも取れない場合はサンドペーパーで削り落してください。しかし、削った個所は壁を傷めており、そこからすぐ汚れが付着してしまいます。施工後に「島かべ撥水剤を塗り保護してください。

簡単メンテナンス方法は以上ですが、長く美しいまま漆喰壁がそこにあればメンテナンスも当分は必要なくなるので、漆喰壁を施工した当初に撥水剤を塗布し保護することもご検討ください。
汚れが落ちない場合はローラーで簡単にリペアーできる「漆喰ガード」や、塗り替え用下地材「ボードベース」「漆喰ベース」もあるので塗り替えもご検討くださいね。
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>>漆喰壁を守る!撥水剤はこちら・・

 

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

 

2017/05/05(金曜日)表面に漆喰のすさが出てきているのは押さえ不足です

城かべ漆喰にはクラック防止のつなぎ材としての役目や鏝すべりなど作業性向上の為に、麻すさ(麻繊維)を配合しております。先日漆喰は十分に押さえることで表面が密になって強度が上がり、防水性が向上するお話をさせていただきましたが、基本的に仕上げ表面に麻すさが出てきているのは押さえ不足で失敗とみなします。
_DSC1689
塗りつけ後漆喰を押さえるとノロが表面に浮いてきて、そのノロが表面に被る状態になります。水分を含んだノロが表面に見えなくなったらまた同じように押さえ込み、ノロを繰り返し被せていきます。その作業を何度か繰り返すことで強度が上がり、日本の漆喰独特の美しい光沢が出てきます。漆喰に含まれている麻すさが表面に出てきているということは、押さえ込んでノロを被せる工程が不足しているから起こる現象ということです。
すさが表面に出ていると不具合にもつながります。すさから吸水し汚れが付着したり、クラック発生の原因になります。
外部で漆喰を施工する場合は充分に鏝押さえを行いノロを被せ、すさが沈むように仕上げてください。
>>城かべ漆喰に配合されている麻すさはこちら・・・
>>城かべ漆喰施工工程はこちら・・・

2017/01/25(水曜日)冬のサンプル作り~重吉たたき編~

今回は新商品の本たたきセットの『重吉たたき』のサンプル作りです。
重吉たたき

有難いことに問い合わせも非常に増えている商品なんですが、カタログだけでは実際の色味や質感は分かりにくいです。そこで現物のサンプル作りです。
今までのたたき製品は施工した物を叩き割って欠片状態でのサンプルでしたが、よりお客様にイメージしていただけるようにカップに入れた見本にしました。
たたきサンプル1

カップが割れたりするので、実際の施工手順のようにキチっと叩いたりは出来ませんがそれでも水分が抜けるにつれてどんどん硬くなっています。
表面は時間をおいての拭き取り仕上げです。
たたきサンプル3 たたきサンプル2

これで完全乾燥待ちですが・・・淡路島も寒波で物凄く寒いです(;一_一)
白華しないといいなぁ

大量生産は出来ないのですが、どんどん作りますので興味のある方はサンプルお問い合わせお待ちしています。
お問い合わせはこちらから・・・

重吉たたき製品情報はこちらから・・・

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