近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
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「社員の日々雑感!」の記事一覧

2017/08/02(水曜日)お子様のお部屋こそ快適で過ごしやすい空間にしてみませんか?

外装の壁材は意匠性や耐久性、メンテナンスのしやすさなどが重要視されます。
内装はやはり第一にそこに居て快適な空間、過ごしやすさが重要ではないでしょうか?

漆喰の特徴である調湿機能等で内装漆喰の需要が増えており、工法も主流下地である石膏ボード上の施工もお手軽に出来るようになりました。
石膏ボードに通常工法で漆喰を施工すると漆喰の厚みは1.5㎜程度になります。調湿性能は表面積と塗り厚が関係し、勿論表面積が広く、塗り厚が厚い方が効果は大きくなります。内装のお部屋で塗り面積を増やす事は出来ませんが、漆喰を厚く塗りより心地いい空間にする事は可能です。

厚く塗る場合に以前でしたら砂漆喰を使用していたと思いますが、材料の重みで施工時にダレてしまったり、壁にかかる負荷も大きくおすすめ出来ません。

そこでご提案が「漆喰ドカッと!」

一度に厚く塗る事が出来、乾燥も早く軽量化された漆喰です。
漆喰ドカッとを使用する事で厚付け漆喰の施工が容易になり壁への負荷も軽減されます。

調湿性能と共に漆喰の特徴の殺菌作用で、カビやダニも発生しにくく、アレルギーや健康被害になりやすいお子様のお部屋への施工に最適じゃないでしょうか?

≪≪漆喰ドカッと!の商品説明はこちらから・・・

2017/08/01(火曜日)黒漆喰をやってみたいけど「その2」・・・とお考えのお客様へ!

「黒漆喰をやってみたい!」というお問合せが多くなってきました。

黒漆喰は、伝統左官工事の中でも1,2を争う難しさ・・・・しかし、ペンキや新建材には出せないなんとも言えない手仕事の魅力があります。
当社も、この伝統左官工事、「黒漆喰」の工法を絶やさないように微力ながら頑張っております。

さて、昨日7月31日のブログの続きですが、古代漆喰上塗り用を使った黒漆喰についてですが、今日は実際に色々実験した配合を左官屋さんに実践してもらいます。
やって頂く左官屋さんは、もちろん黒漆喰施工経験はありません。また、漆喰仕事も普段あまりやらないそうです。
もちろん、伝統工法の裾野を広げる事が目的なので、道具も普段使っているものでチャレンジです。

①下地

下塗りは、プラスターボードに石膏プラスター(吉野石膏Cトップを厚く塗ってもらいました。
試験では、砂漆喰を塗りましたが、今日は試験なので砂漆喰も省きます・・・いいのかな?

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昨日のブログでも書きましたが、下地に水を引かさなければなりません。そういう意味では石膏プラスターは、抜群に引きますよね。
大丈夫だろうか?

今回は、以下の工程になります。

1)石膏プラスター3mm程度乾燥
2)引き糊
古代漆喰上塗用 20kg
寒水石1厘 10kg
マポローズ 100g
3)黒漆喰上塗り
古代漆喰上塗用 20kg
城かべ松煙 2kg

≫古代漆喰上塗用はこちら・・・・
≫城かべ松煙はこちら・・・・

昨日書き忘れましたが、城かべ松煙の混入量限界は3kgぐらいだと思います。4kg入れたら割れてしまいました・・・・

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引き糊を石膏プラスター上にしごき塗りします。引きが早いので手早く塗る必要があります。

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塗り付け後、水引を一定にするために縦横斜めにしごいてこなしていきます。

で、水が引くまで待ちます。

石膏プラスターがあまりフラットでないのが心配です。このガタガタを引き糊で直そうとすると厚みが変わってムラ引きします。
「やっぱり、砂漆喰等でフラットにしとくほうがいいみたいですね!」

黒漆喰材料を作る!

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古代漆喰2kgに城かべ松煙200g・・・

引きのりの濡れた感じが無くなり、水が引いたら追い掛けで黒の上塗り材料を塗りつけます。
昨日同様に、出来るだけ薄くぬります。
とはいっても、ノロではないのであんまり薄くはぬれませんね!
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で、塗り付けて均して待ちます。
この時間がどきどきします。
「ここでどれだけ触らないか、辛抱できるかですね」

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押さえて見ましょう!

鏝押さえもついつい小さい見本なので触りすぎてしまいますが触りすぎないように・・・・

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「良い感じじゃないですか。」

石膏プラスターに直接なので心配しましたが、900角ぐらいの大きさならいけそうですね!

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DSC05607しっかり伏せこめば、磨きまではいきませんが横光りは十分にします。
今回の2日間の古代漆喰黒漆喰検証で、十分に古代漆喰で黒漆喰が可能ではないかと思いました。

皆さんも、古代漆喰黒漆喰にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

≫古代漆喰はこちら・・・・
≫城かべ松煙はこちら・・・・
≫寒水石1厘はこちら・・・・

≫プラスターボードに漆喰を塗る方法はこちら・・・

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2017/07/31(月曜日)黒漆喰をやってみたいけど「その1」・・・とお考えのお客様へ!

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「黒漆喰をやってみたいけど・・・難しいでしょ?」
というお問合せを頂きます。当社としても「やってみたい!」と思うお客様に出来る限りのご提案をと考えております。

というわけで、今回は・・・「また、瑞黒のしょうかいでしょ!」と言われるので、「古代漆喰の黒漆喰」をやってみたいと思います。
瑞黒が発売されるまでは、この古代漆喰の黒漆喰が当社の定番!でした。

≫瑞黒についてのおさらいはこちら・・・

≫古代漆喰上塗用についてはこちら・・・


もちろん黒漆喰は、日本の伝統的な左官技術ですので、簡単ではありません。まして白い漆喰を「黒」にするわけですから大変難しい工法です。ただ、少しでもこの伝統の黒漆喰施工方法を研究し、伝統工法を絶やさないようにしたいと考えております。

で、第一弾として古代漆喰上塗用を使った「プラスターボード(PB)」への黒漆喰工法をやってみたいと思います。
今回、お客様にご協力頂き、社内での検証後実際に試験施工をやってみました。

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今回使用する材料は・・・

下塗り材料(2㎜~3㎜程度)
ボードベースライト・・・・4kg
硅砂 5号・・・・・3kg

下塗り砂漆喰
古代漆喰上塗用・・・・20kg
硅砂 5号・・・・5kg
硅砂 6号・・・・5kg

引き糊漆喰
古代漆喰上塗用・・・・20kg
マーポローズ・・・・100g(※注意1)

上塗り漆喰
古代漆喰上塗用・・・・20kg
城かべ松煙・・・・2kg(※注意2)

といった感じで、あまり特殊な材料を使用せず、当社通常の在庫品で行うことにしました。
(※注意)については、下地の水引き及び、出したい色によって変わります。ご注意下さい!

社内での検証

1、下地作り!
下地は、石膏ボードなので12.5mmのプラスターボードがよいですが、仕上の漆喰の押さえや亀裂などを考えて2重張りが望ましいです。
もちろん石膏ボードに直接漆喰は塗ることが出来ませんので、ボードベースやボードベースライトを塗ります。今回は、厚みをとるためにボードベースライトに硅砂を入れて塗りました。

①砂漆喰を作ってみる!
平ボード(プラスターボードPB)に黒漆喰ということなので、ボードへの下塗りにボードベースライトを使います。乾燥したボードベースライト上に塗る砂漆喰ですが、便宜上すべて古代漆喰上塗用を使いたいので、古代漆喰上塗り用で砂漆喰を作りました。

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今回硅砂を使いましたが、本来漆喰への骨材は、硅砂より「寒水石(白砂)(炭カル)」のほうが良いといわれています。
寒水石の場合は、1厘と3厘サイズぐらいのものを混ぜると使いやすいと思います。

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ボードベース上に砂漆喰をできるだけフラットに塗ります。ここがフラットになっていないと上塗りに影響するので、出来る限りフラットに塗って下さい。

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これで下塗りは完成です。砂漆喰は、完全に乾燥させます。

なぜ?砂漆喰を塗るの?ボードベース上に直接仕上てもいいのでは?
という質問がありますが、理由は2つあります。一つ目にはボードベースでは下地がフラットにならないので砂漆喰でフラットな下地を作ります。

「じゃ、砂漆喰でなく普通の漆喰でもいいんじゃないの?」

これには、2つ目の理由が関係します。
2つ目の理由は、下地に水を引かせないといけないからです。
下地に均一に水を引かせ、その水を長時間貯水しておく場所が必要になります。これが砂漆喰の役割になります。貯水タンクは大きいほうがよいので砂漆喰を厚く塗る必要があります。

②引き糊で下地の水引きを均一にしよう!
「引き糊」とは、ある意味昔の「城かべシーラー」代わりみたいなものです。色々な場所で使えますが、特に吸水の激しい下地に塗ることで、下地の水引を止め上塗りを塗りやすくします。

糊の濃い漆喰ですね・・・この材料を薄くしごき塗りして上塗り漆喰を追い掛けします。

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城かべ角又や、マポローズやメトローズなどを古代漆喰に入れて使います。
今回は、塗りやすく、厚みが揃うように寒水石の1厘を入れて使います。

また、寒水石とこのような粉末糊を先に空合わせしておくと古代漆喰のような練った漆喰にも直接入れることが出来ます。便利ですね。

このように糊を効かせた漆喰は、シーラーや水打ちがなくても直接砂漆喰に塗ることができます。

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色漆喰の大敵は、下地のムラ引きによる色ムラです。城かべシーラーや水打ちでは解消できないムラ引きをこの引き糊で均一にします。
注意点は、この引き糊の厚みが揃わないとまたムラ引きの原因になるので注意して下さい。

③上塗り黒漆喰作り!

いよいよ上塗り材料ですが、以外に大事なのは下地のような気もします。
上塗りは、古代漆喰上塗用と城かべ松煙ですね。

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城かべ松煙をまず古代漆喰と同じ硬さくらいに練っておきます。水量は目安ですが、例えば城かべ松煙100gだと水100gぐらい1:1ぐらいでよさそうです。
つくづく思いますが、城かべ松煙の水解け最高ですね!ぜんぜん粒が残りません。

≫すごい!と感じた人は・・・城かべ松煙はこちら!

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で練った城かべ松煙と古代漆喰上塗用を混ぜます。

練ったものどおしなのでよく混ざります。

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で塗り付け・・・
「引き糊」に追い掛け塗りですが、タイミングは「え!」大丈夫と言うぐらい乾いてからというか手に付かなくなってからが最適です。

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あまり厚くならないように出来るだけ薄く塗ります。

あとは水が引くまで押さえていきますが、あまり触らないほうがいいですよ。

見本だとついつい触ってしまいますが、塗り付けてからの1回目の押さえは、一度「しゅっと」引いてからのほうがいいですねぇ~
触り過ぎないように注意でした。

つづく・・・・

この続きは、8月1日のブログに投稿します。
明日もお楽しみに!

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