近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「お勧め製品ご紹介!」の記事一覧

2022/07/29(金曜日)ボードベースとボードベースライトの使い分けご理解いただけましたか。

◆下地で漆喰の仕上がりを変える!

「漆喰は生き物だ!」とよく言われます。夏と冬では水引き(乾燥具合)が大分違いますよねぇ~

今回は、内装漆喰の現場と共に、昨日の動画に引き続き「ボードベース」と「ボードベースライト」についてご説明致します。

_DSC3981 _DSC4000

近畿壁材のファンで、「もう知ってるよ!」と言う方は、飛ばして頂いて、コチラの動画でもご覧下さい。
ユーチューブ!匠に役立つ動画
チャンネル
登録お願いします。

 

_DSC4051

では、本題・・・・
ご存知の方も多いとは思いますが、ボードベースもボードベースライトも内装用漆喰専用下地材です。(※これからは「ライト」に略します。)

ボードベース荷姿写真webサイズ300

 

【上の写真はボードベース。】
ボードベースは、主材4kgと結合材1kgのセット品で、1ケースに4セット入っています。

 

ボードベースLigt荷姿web用300

【上の写真はボードベースライト。】
ライトは、4kgの主材だけの1材型で1ケースに6袋入っています。

ボードベースもライトもどちらも石膏系で主成分は同じですが、一番の違いはやはり性能ですね。
実はボードベースについている結合剤が素晴らしく良いボンドを使っている為に、びっくりするくらいよい性能なんです。

_DSC3991 _DSC3987

付着力・曲げ強度など様々な性能を見てもライトよりボードベースのほうが格段に上ですね。
特に漆喰の大敵である下地への吸水に関しては、完璧に吸水を止めてくれるので、夏場などの暑い日でも難なく大壁を押さえる事ができます。

「じゃライトいらん!なんで?作ったの?」
とお思いでしょうが、実はライト、これからの冬の季節に重宝します。確かに、水引き吸水を止める性能はボードベースより落ちますが、逆に寒い時期乾きが遅くなる状況では、多少下地に水引があったほうが塗りやすい場合もあります。
※これには塗る皆さんの好みもありますが・・・
そんな場合の少し水が引いたほうが「好き!」と言う方は、ライトがお勧めですね。
_DSC4058_DSC4038
もちろんライトは性能が落ちると言ってもそれは漆喰を塗った場合のボードベースとの比較・・・他社の下地材と比べても格段に性能はあがります。
ようするに、ボードベースが高性能すぎるんですね。

_DSC4001 _DSC4003
よく聞かれる「プラスチックにくっ付くの?」と言う質問。
このような場合の事だと思いますが、出ズミのコーナー定規の上も難なく塗ることができます。

これから寒くなる季節、リフォームなどの塗り替えから、新築のボード上の漆喰塗まで幅広くご利用下さい。

ボードベース中身セット写真カタログ用webサイズ
少し厚塗りが必要な場合は、ボードベースに硅砂5号や寒水石の2厘など4kgぐらいまでなら混入可能です。
厚塗り下地が必要な場合は、このように骨材を入れてお使い下さい。

 

_DSC4061

 

 

 

 

 

2020/07/12(日曜日)凸凹がある下地をキレイにして漆喰を塗りたい方へ

◆上塗り漆喰の前に下地の凸凹を整えたい!

島かべしっくいをご採用いただく現場は塗り替え、リフォーム案件もよくお問い合わせいただきます。そのような現場から
「仕上げ塗りは漆喰なんだけど、下地が凸凹しててこれじゃあ漆喰が塗れないよ・・・」
「漆喰を塗るために、下地の凸凹を直す方法なにかないですか?」というお客様の声をよくいただきます。

そんな場合に便利なのが塗り替え用下地材「内装用ボードベース」「外壁用漆喰ベース」の厚塗り変更です。通常各下地材は1ミリ厚しか塗れませんが、少し材料を加えるだけで3ミリ厚まで塗る事が可能になります。
>>下地材厚塗り変更レシピはこちら・・・
「3ミリ塗ったぐらいじゃあまだまだ凸凹は直らないよ」というお客様には「島かべドカッと!」という10ミリ塗れる軽量中塗り漆喰がございます。
>>10ミリ塗れる島かべドカッと!はこちら・・・
仕上げ塗りはどれだけ下地を丁寧に整えているかに影響される、下地づくりは非常に大事な工程です。同じような現場でお困りの方はいませんか?お困りの方は当社までお問い合わせください。

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

2021/07/11(日曜日)深草たたきってどんなもの?


京都深草砂利~土間三和土(たたき)


すごーく奥の深い仕上げの「土間たたき」、社内でも重吉たたきや素材ごとの販売で伝統的な商品をご提案しておりますが、定期的に勉強会を行ってもっと理解を深めようと企画し行いました。京都深草砂利~土間三和土(たたき)

淡路土と京都深草砂利などの土を使い消石灰の量や、淡路黄土などによる着色、水量や天然にがりなどの量を検証しました。

そんなこんなで伝統的な京都深草砂利を使用した一例をご紹介

深草砂利

淡路土に比べ砂、砂利が多く少しネバさが少ない土(砂利)ですね。

深草砂利 硬さ

水量とにがりの加減によって施工性が変わりますね。

深草三和土

深草砂利

仕上げ方は色々ありますが、とりあえず1枚目はベーシックにスポンジでふき取ってみました。

 

深草たたき仕上げ 仕上げ

隣の色違いは、淡路黄土を入れ着色。

深草砂利そのままは、大分白く仕上がるでしょうね。

近畿壁材工業三和土材料はこちら

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ