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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2022/03/05(土曜日)ローラーで漆喰を施工する方法は?!

 

ローラー漆喰はパテ処理が重要!施工要領。

 

 

■ローラーで塗れる漆喰!「しっくるん」

 

パテの精度が抜群に良い職人さんにお会いし、その極意をお聞きしてきました。

今回使用するローラー漆喰は、「しっくるん」です。

みなさん、ローラーで漆喰塗るとき、パテ処理おろそかにしてませんか?

今回ご紹介は、石膏ボードのパテ工法!

通常の鏝塗り仕上げ材では必要ないかもしれませんが、薄塗りタイプの仕上げはパテが非常に重要です。

特にローラー漆喰は、鏝塗りのように2㎜ほどの厚みが付くことがありません。

なので、少しの凹凸が仕上がりの表面に浮き出来ます。

 

■ジョイントテープの上にパテ処理!

 

ジョイントテープは特別なこだわりは無いですができるだけ厚み薄いものを使いましょう!

収縮が起こりにくいとは言え、目地は2回塗りになります。

下塗り乾燥後上塗りを塗っていきますが、やはり、ペーパーがやりやすい方法が重要。

特に幅広く塗りますが、端々の不陸が無いように塗っていきます。

 

■パテを塗る手順

 

まずは一番高い部分の真ん中を塗ります。

下から上に塗って、途中は上から下に塗っていきます。

出来る限り高さが出ない様に薄く塗ってます。

次に右、左と少し塗り幅を広げるように塗っていきます。

パテ幅を広くすることで、ジョイント部分のふくらみが目立たなくなります。

出来るだけシゴキ塗りでペーパーも楽になります!

私自身も触らせて頂きましたが、ほとんど凸凹が解りません!素晴らしい完成度!

 

■ボードの取り付けの凹凸が大きいときはどうするんですか?

 

不陸を無くすため全面塗ってしまいます。

これで、しっくるんを塗ってもジョイントがわかりません。

 

■最後にペーパーをかけて完成です!

 

実際にローラー漆喰【しっくるん】を施工する場合に参考にしてください。

2020/09/09(水曜日)残していきたい技術!鏝絵(漆喰彫刻)

鏝でアート!鏝絵の世界!

富山県射水市の小杉という街は鏝絵の街として有名です。

鏝絵とは漆喰彫刻とも呼ばれ、漆喰で様々な装飾を施す仕上げの事ですが、壁を塗る事とは違った技術やデザイン性が求められます。

この度、小杉駅の正面に巨大な鏝絵が掲げられました。

デザインは全国から公募し、それを左官様が島かべしっくいを使い、数ヶ月かけ形にしていったのですが、なんとも見事!

列車は人工的に作られたから真っ直ぐに…その他は流線的に作られそのコラボに感動してしまいました。

3m×1.2mの大きさに圧倒されると共に、この技術と文化が是非残って欲しいと思います。

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このように漆喰は、様々なデザインで巧みな技術でアートにもなります。

漆喰材料のことなら、是非弊社にお問合せください。

 

2020/09/01(火曜日)銀行に!赤い漆喰!

一際目立つ高級感!

岐阜県の宿場町「赤坂宿」にある銀行の外壁と駐車場の壁に赤い漆喰を塗ったとのことで見せて頂きました。
赤坂宿は中山道の江戸から数えて56番目の宿場で岐阜県大垣市の西にあります。
近年は、街並み保存から様々な伝統建築の改修も行われ、今回新築された銀行もその景観に合わせ作られているようですね。
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色の濃い漆喰は、赤でも黒でも難しく、技術のいる仕事です。
赤いしっくい壁も高級感があって綺麗ですね!
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