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「研究室!研究報告」の記事一覧

2022/07/01(金曜日)OEMカラー漆喰の色出し試験

オーダーメイド塗り壁にも対応します


 

本日は建築デザイナー様よりご依頼を受けたOEMカラー漆喰の色出し試験をしております。
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同じ色で濃淡をつけ、グラーデーションにして欲しいと施主様よりご要望があったそうです。

そんなご要望を受けた建築デザイナー様より、当社へオーダーメイド漆喰のご依頼が入りました。

顔料や色土の配合量を変えて色出しを行い、送って頂いた画像と色を合わせていきます。

ご希望の色に近いところで配合量を確定し、塗りサンプルを作成しました。
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まだ完全に乾燥していないので画像では色が濃く見えますが、塗り壁材は乾燥すると色はかなり薄くなります。

乾燥後が本来の塗り壁の色です。

この度の塗りサンプルで施主様のOKがでるのか?はたまた再試験なのか?
乾き次第お送りし、評価を待ちたいと思います。

当社は製造メーカーのため自社で研究・開発しており、「粘土」「石灰」「砂」「繊維」などあらゆる塗り壁素材を豊富に取り揃えております。また、長年塗り壁にたずさわり、公共施設や文化財から一般住宅まで、幅広くご使用いただいた実績と、その実績より蓄積してきた施工方法や材料のノウハウ活かし、お客様のご希望を必ずかなえる塗り壁材のご提案ができます。

当社がオーダーメイドさせていただき、定期的に購入いただいているお客様一例をご紹介

■地元の名産が竹炭なので、これを混ぜた塗り壁を開発して欲しい。でも、色ムラは極力出ないようにして欲しい

■もともとシラスや珪藻土壁を使用しているが漆喰もいい!すべての素材を混ぜて良い特長を残した塗り壁を作れませんか?

■通常の漆喰の白は明るすぎる。こちらの地元の土がグレーなので混ぜたら少し明るさのトーンを落とせるのでは?しかも地元の漆喰と宣伝できる。しかし、土を混ぜても強度は保証できるものにして欲しい

 

この度ご依頼いただいたデザイナー様のように、「こんな色の壁つくれませんか?」「この素材を混ぜて塗り壁できませんか?」などご希望があればお気軽にご相談ください。

2015/06/29(月曜日)6月の社内勉強会(淡路土中塗り)

本日、4月から始まって3回目の社内勉強会を行いました。6月のテーマは「淡路中塗り土について」
淡路中塗り土は、当社の創業(大正元年)より続けている商品で浜岡重吉が創業のきっかけにもなった製品で100年の思いがこもっています。
そこで、売る側の営業マンも塗った事がないではいくらなんでも失礼!との事で淡路中塗り土、淡路の砂、淡路のスサを利用して100%淡路産の中塗り土配合の勉強をおこないました。
先月の木舞荒壁勉強会の架台に土、砂、スサの配合を変えながらちょうどいい具合の配合を試し、全員泥だらけになりながら検証しました。
墨打ちから布連打ちまで挑戦!ここやっぱりプロの職人さんの偉大さを実感し、素人が出来るものではありませんでした。ただ、やってみてわかる難しさを社員全員実感しました。
≫淡路中塗り土はこちら・・・
来月末には淡路中塗り土についてのレポートを作成しますので、また出来ましたら皆さんにご紹介致します。

チリ回り 布連打ち 布連打ち チリ回り
墨打ち、布連打ち、奥が深いです。
こんな細かい技術が出来るなんて・・本当にいつも気さくに話しかけてくれる左官職人の皆様尊敬です!

中塗り土 淡路中塗り
「営業の旦です。」

淡路中塗り 淡路土 「新人城本泥だらけ・・・」

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