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「塗り壁デザイン」の記事一覧

2024/10/08(火曜日)気軽に田舎暮らしを体験できる 農地付き宿泊施設

淡路島の魅力を知ってもらうことで定住人口増加をねらう

 

この度はご相談いただいたのは建築デザイナー様。

デザイナー様は当社の地元、淡路島に建設する滞在型市民農園建設に携わっており、地元の素材を建築に仕様したい想いからご相談を受けました。

この施設は農業を通じ地域活性化を目的にしたもので、山間部に木造平屋建ての宿泊施設を建設し、それに農地がセットで付いてくる、気軽に田舎暮らしを体験できる施設で、主なターゲットは都市住民です。

 

 

田舎の静かな山間部で宿泊しながら、農園の整備を地域住民と交流しながら行うことで、風景や食、島民の人柄など、淡路島の魅力を知ってもらい、定住する方を増やすことも目指しております。

そんなコンセプトの施設なので、「田舎暮らし」「淡路島」というキーワードからデザイナー様は、地元淡路島で採取される「土」を素材にした壁材で内壁、外壁を施工したいと考えたそうです。

仕上げに塗る「土壁」の色も、具体的にこのような色にしたいとデザイナー様から要望もあり、研究・開発が始まりました。

 

「土壁」の外部耐久性と色出し試験

 

この度の依頼内容で難しいのは、まずは「土壁」の外部耐久性と仕上がりテクスチャの共立です。

通常「土壁」は外壁に使用することは無く、その理由は雨(水)で流れてしまうためです。そのため、雨(水)を吸わせないよう撥水対策をする必要があります。

しかし、問題はこの撥水対策で「土壁」に撥水処理をしても、仕上がりテクチャが変化しないようにする必要があります。

もうひとつは、具体的なご要望があった「土壁」の色合わせです。実は「土壁」の素材「土」はもともと色が付いているため、ベースが白色の漆喰等と比較すると、はるかに色合わせの難易度は高くなります。

 

 

ご希望の色になるよう何度も調色試験を行いました。

 

以上のような難題を乗り越え、デザイナー様ご希望の色で、外部の撥水対策をしても色や表情にほとんど影響が出ない「土壁」を開発し、採用していただきました。

 

 

 

この施設を利用する方が淡路島を感じ、淡路島の魅力が伝わるすばらしい仕上がりになっていました。

 

 

当社ではお客様の建築イメージ、コンセプトを実現する、壁材、床材のご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

 

■オーダーメイド塗り壁について 詳しくこちら・・・

 

2024/10/05(土曜日)無意識の心地よさを体感し、つい長居をしてしまう空間

自然素材の上品な空間と光の導線で心地良さを

 

この度完成写真を送ってくださったのは、注文住宅を手掛ける工務店様。

こちらの工務店様が大切にされていることは、何年経っても「やっぱりわが家がいいな」と思っていただける家づくり。

そんな工務店様の想いが、お客様である施主様に伝わるアトリエを新しく建築することになり、そのアトリエに当社の「土壁」を採用していただきました。

 

 

 

「土壁」を採用したのはコンセプトである、【無意識の心地よさを体感する空間】を実現するためです。自然素材である「土」を空間に取り入れ、しかも上品さを感じるデザインに仕上げることで表現しています。

コンセプトの実現には上品な「土壁」の空間だけではなく、空間内の光の導線も考えられた建築になっており、「土」と「光」のコラボで【無意識の心地よさを体感する空間】を表現しております。

 

 

 

こちらの工務店様の住宅に対する考えや、ご紹介した工務店様のアトリエが気になり、一度見学したいと思った方はお問わせください。

■アトリエをご紹介させていただいた工務店様はこちら・・・

 

 

当社ではお客様の建築イメージ、コンセプトを実現する、壁材、床材のご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

 

■オーダーメイド塗り壁について 詳しくこちら・・・

 

2024/09/28(土曜日)昭和と令和が融合した店舗

オーナー様の想いが詰まったスーパーDIY

 

ご紹介させていただくのは当社の地元、淡路島の店舗

自然が豊かで食材が豊富な淡路島。そんな淡路島産の「白いちご」をメインにしたスイーツや加工品を販売しているお店です。

素材にはできる限り無添加の国産食材を使用し、ココロとカラダにやさしいスイーツづくりをしています。

 

 

お店は古民家の一角を間借りし、そこをリフォームしており、昭和と令和が融合した建築となっています。

お店のコンセプトは「食べ物も物もSDGs」。しかも、DIYでオーナー様の好みを詰め込んだ空間をづくりをしています。

コンセプトの実現のため、店内はできる限りナチュラル素材を使用し、廃棄処分の必要がないものや再利用できるものを選定したそうです。

そこで選定された素材が「漆喰」。壁や天井に「漆喰」を塗り、「漆喰」には黒顔料(黒色着色材)「松煙」を混ぜ、オーナー様好みのカラーに着色し、マーブル調で仕上げています。

 

 

DIYとは思えない仕上がりで、オーナー様のセンスの良さを感じる店内になっています。

この度当社製品を採用いただいたお客様のように既製品を独自でアレンジし、しかもDIYで素敵な空間がつくれます。

 

 

やはり大事なのは「こんなお店にしたい」「こんな空間にしたい」という想い、コンセプトが大事だなと改めて感じました。

実現したいコンセプトや、イメージしているデザインを表現したいが方法がわからず、悩んんでいる方はご相談ください。

塗り壁で解決できる方法をご提案致します。

 

■イメージしている空間を必ず実現 オーダーメイド塗り壁はこちら・・・

 

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