三和土(たたき)を施工していただく下地ですが昔は下地が土でしたが、最近はコンクリートの上に施工したいというお問い合わせが増えてきました。ですが、三和土(たたき)がきちんと下地と接着していないと割れの原因にもなります。
なので今回は何種類かの下地材の試験をしたいと思います。まずは、三和土(たたき)を施工する枠作りと下地材を塗るところまでの準備をしました。
結果は試験が終わりましたらご報告させていただきます。
「研究室!研究報告」の記事一覧
2016/06/18(土曜日)たたきの下地試験準備
2016/06/07(火曜日)たたき試験中!
弊社では土:石灰:にがりのみで製造した昔ながらの本たたきをセット品で販売させていただいておりますが、セメントが無い時代に土を固める工法としてできたものなので強度はもちろんセメント程はなく、施工もその名のとおりたたき締めていく工法なので施工手間がかかります。
ただし、本物にしかない自然素材の質感と経年変化により風合いが増すのが本たたきの良さだと思います。
お客様より要望がありタタキの施工手間を減らし、尚且つ強度も高いものができないか?という声をいただいたので、試行錯誤しながらただいま試験中です。
良い試験結果が出れば、お客様に評価していただきたいと思います(^^)
近畿壁材の本たたきセットはこちら・・・
2016/04/15(金曜日)城本奮闘記!「俺の研究」・・・その28
以前に殺カビ剤の実験をしましたが、市販のカビ取り用洗剤ではだめなのかということで今回は市販洗剤と殺カビ剤で実験してみました。
カビの生えたお餅を用意しました。
左側は市販カビ取り用洗剤でカビを取り除きました。右側はカビを取り除き殺カビ剤を塗布しました。
その後1週間程放置しました。その写真がこちらです。
写真では少しわかりにくいかもしれませんが市販カビ取り用洗剤のほうは表面に白くカビが発生しています。一方殺カビ剤は、表面にカビの発生は見られませんでした。
市販のカビ取り用洗剤ではカビの根まで殺せなかったようです。殺カビ剤はカビの根まで殺したので再度カビは発生しませんでした。
殺カビ剤・・・