近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「研究室!研究報告」の記事一覧

2017/01/11(水曜日)冬場はサンプルも乾かないですね・・・

本日は依頼を受けたサンプル作りをしました。
漆喰の補修方法や、土漆喰の模様付け、重吉たたき、しっくいガード等ですが・・・


上塗りを塗る為には下地を塗らなくてはなりません。
が・・・乾かない(泣)
室内で温度も上げてるんですが、春や秋の倍ぐらいの乾燥時間がかかっている気がします。
漆喰なんかはあまり乾かないと、表面がテカったり効果不良がおきたり白華したりといい事はないです。

何とか依頼分のサンプルは作りましたが、サンプルでもこれだけ時間がかかるんですから、実際施工されている現場はやっぱり大変ですね

乾燥スピードが年中一緒の製品 作りたいなぁと思った一日でした。
PS 今日のたたきはいつ完全乾燥するんだろうか・・・???

2016/12/19(月曜日)挑戦は続く!・・・新製品情報!

漆喰とカビの問題は、このブログでも再三ご紹介させて頂いておりますが、当社としてもカビが生えた現場への対応には日々努力を続けております。

≫カビを殺す製品はこちら・・・
≫漆喰内に入れる抗菌剤はこちら・・・

今回はそんな中、お客様にご協力頂きカビが生えた壁面をリペアーする製品の開発を進めさせて頂いております。
もともと撥水と下地の汚れを隠蔽する製品は持っていましたが、今回はそれを鏝塗り仕様に変更!その実験を実際の壁で行います。

_DSC6083
実際ひどくなると結構黒くなります。特に軒が無く、雨が直接当たるような場所でのパターン漆喰はこのような状況になることが多いようです。

_DSC6082
今回はその壁面を3つのブロックに分け、3種類のタイプの製品で試験です。

Aは、骨材入り
Bは、骨材無し
Cは、ノロタイプ

どの製品も、撥水効果が高く、汚れに関してと漆喰面の乾燥スピードは早いのでカビの原因となる水対策をとることが出来ます。

_DSC6084
大事なのは「施工性」どれが一番塗りやすいのか・・・

_DSC6090 _DSC6088
すこしわかりにくいですが、下地のカビの黒いのは隠蔽出来ました。ただ、城かべ漆喰のようにフラットにはどの製品もできません。残念!
ただパターン仕上げは良好で、寒水石の5厘程度なら混入可能です。

もう少しで発売できそうです。

「漆喰の汚れを隠したい!」
「亀裂を隠蔽したい!」
「カビを抑制したい!」
「雨がよくかかるので撥水させたい!」

このようなお客様へ・・・いかがですか?

_DSC6087
最近、「商品名がちょっと・・・・!」というお声を頂きます。この製品何かいい名前ありませんか?
公募しようかなぁ~

2016/12/18(日曜日)別注土壁を研究中!

こだわりのお客様からのご要望で別注品の土壁の上塗りを研究中です。

旅館での使用の検討中との事で、少しでもお客様のイメージに合うように奮闘中です。
沢山ある原材料からチョイスしながら、サンプルを作り、採用を頂いた時は格別の嬉しさがありますね。

見本4

原材料棚もぐちゃぐちゃでしたので、少しまとめました(笑)
分かりやすくなり研究しやすくなってます。

土壁や別注品のご用命はこちらからご相談下さい…

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ