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「社員の日々雑感!」の記事一覧

2019/07/05(金曜日)見本はでかいほうがいい!現場で実際の見本作り~その2

≫前回からの続き~その1~をご覧にないたい方はコチラ・・・

ウルトラソイルの試験施工、いよいよ打設です。
城かべシーラーを塗布し、乾燥後ウルトラソイルを打設(塗り付け)ていきます。
塗り付けは、厚み15mmで通常の土間モルタルの要領で塗り付け勾配をとりながら金鏝で押えていきます。

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≫こんな便利な土間たたき風仕上げ材、ウルトラソイルをご覧になりたい方は・・・コチラ!

土間といってもさすがに15㎜なので少し固練りのほうが作業がしやすいと思います。

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定規で整えながら押えていきます。

ウルトラソイルの塗り付けは、コチラの動画からもご覧頂けます。
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塗り付けが完了したら、季節や日向、日陰にもよりますがだいたい2時間から4時間程度でスポンジ拭きとり作業に入ります。
※冬場の室内などは乾燥が遅くもう少し、拭き取りに時間がかかる場合があります。出来る限り塗り付けは午前中に終了して下さい。

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スポンジ拭きとり仕上は次回ご案内致します。

≫このようなウルトラソイルにご興味があるお客様は、こちらをご覧下さい。

 

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2021/07/27(火曜日)見本はでかいほうがいい!現場で実際の見本作り~

今度使用が検討されている現場で、「ウルトラソイル」の使用が検討されています。
「ウルトラソイル」は、土間たたき風の仕上材で、販売から人気のある商品です。
今回、そのウルトラソイルの見本作りを実際現場で行ないたいとの要望から、モックアップ作りに立ち合わせて頂きました。

 


≫ウルトラソイルは厚さ15㎜で施工できる高強度の土間たたき風仕上げ材です。

 

さて「ウルトラソイル」は、皆さんご存知の通りコンクリート上に施工できる材料です。
今回も下地はコンクリートなので、実際の見本作りもコンクリート下地で行ないました。

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≫コンクリート下地に施工できるウルトラソイルは、厚み15mmでできるたたき風仕上げ材。

 

見本は、1m×1.5m程度の大きさで3種類作ります。もうご存知とは思いますが、施工要領のおさらいです。

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ちなみに今回目地は、定番の「真鍮目地」と「ステン目地」の2種類でテストです。
茶系の仕上げには真鍮目地がお勧めですが、白系や洋風には銀色のステン目地もおしゃれ!

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そのほか、シビ鏝などで亀裂を防ぐ方法もあります。目地の目安は4~5m角ぐらいで1回入れていただくといいかもです。
次に、下地処理ですが、下地処理には弊社販売の「ウルトラ下塗材」を使用して下さい。

<<ウルトラ下塗材はくわしくはこちら・・・

 

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下塗材が乾燥したらいよいよ「ウルトラソイル」を混錬します。

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「ウルトラソイル」の詳しい施工要領は、動画でも公開中!
ご興味のある方は、ユーチューブチャンネル登録お願いします。

≫近畿壁材工業のYouTubeチャンネルはこちら・・・

 

 

2021/09/12(日曜日)漆喰とペンキ なにが違うの?


ご質問を受ける漆喰とペンキ(塗料)の違い


 

まず漆喰ですが・・・

基本的には、消石灰、海藻糊、麻すさで出来ています。ひび割れ抑制の為に補助として炭酸カルシウムを混入したりもします。

それを水で練った物が漆喰です。

そして塗る為に必要だった水が蒸発して乾燥し、空気中の二酸化炭素と消石灰(水酸化カルシウム)が化学反応を起こし、徐々に硬化していきます。
二酸化炭素にふれなければ硬化しないので、一気には固まらず、施工したてより何十年も経った漆喰の方が硬いです。水があるうちは固まらないんですね~ だからその特性を活かして練り置きが出来たりもします。

例えば粉状の漆喰20㎏を練るのに15㎏ぐらいの水が必要ですが、施工した後、水は蒸発していきます。塗りっぱなし仕上げなどのパターン漆喰は水が抜けた後の隙間があるので、良く水を吸います。ですので外部のパターン仕上げは撥水剤が必要なんですね。

対して押さえ仕上げは、ある程度の水が抜けると鏝厚を掛けて水が蒸発した隙間が埋まっていきます。これを繰り返せば繰り返すほど、原材料の消石灰などが詰まって水を通さない壁になります。

対してペンキは・・・

樹脂、顔料、溶剤(シンナーやアルコールや水等)で出来ています。その他には作業性改善等の為の添加剤が入っています。
樹脂は固まって膜を張り、顔料で厚みを揃えたり着色したりします。それらを溶かして混ぜ合わせるのが溶剤です。水だと水系(水性)、シンナーやアルコールだと有機溶剤(油性)となります。

施工して溶剤が蒸発して乾くと樹脂と顔料が混ざりあったものの膜が残ります。この膜は水を通しにくい(気密性が高い)ので、外部や水廻りによく使用されます。
ペンキは施工してすぐが一番硬く、徐々に劣化していきますし、樹脂の性能で大きく変わるので、材料選びも慎重にですね。

ちょっと専門的になりましたが、ご参考程度に・・・

«過酷な外部にもそのまま塗れるハイブリッド漆喰「リライム」はこちら・・・

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