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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2021/03/01(月曜日)伝統の漆喰|価値ある建築に中国庭園「燕趙園」改修工事にも淡路島の漆喰!

「淡路島の漆喰」で建築の付加価値を高める!

島かべ練り漆喰は、昔ながらの漆喰!


漆喰壁とは何か・・・「淡路島の漆喰」が日本の漆喰を忠実に継承!

漆喰改修(塗り替え)の現場へ

この度外塀の漆喰の汚れや痛みが目立ってきて、塗替えになるかもしれないので一度現場を見た上で話しを聞きたいとの知り合いの設計士様よりご連絡があり打ち合わせに行ってきました。

確かに設計士の先生のお話のとおり、汚れとクラックからの雨水進入による浮き、剥がれが所々あり、場所によっては下からの雨水吸い上げによる黒カビが発生している箇所も見受けられました。ただ大半以上の既存漆喰壁はしっかり定着しており、それを踏まえた上でこれから先生と補修方法を考えたいと思います。

剥がれた場所、剥がれない場所の塗り替え!

カビは大丈夫そうです!

カビがあれば塗り替えには殺カビ剤が必要。

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美しく伝統の漆喰で塗り替えられた現場!


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漆喰の補修方法!

こちらの現場は古い漆喰壁が80%以上しっかり定着していたので、そのまま塗り替えします。

① まず浮き剥がれ部分を撤去してから水洗い清掃し、乾燥後島かべプライマー塗り乾燥!

② 固練り漆喰ベースで穴埋め不陸調整!

③ その後壁全面漆喰ベース二度塗りで島かべネット伏せ込みし、乾燥後文化財仕様の漆喰、島かべ練り漆喰で押さえで仕上げ!

こちらの現場ように既存の漆喰壁がしっかりしている場合は漆喰ベースが非常に便利です。

この度の工事は外塀部分の一部でしたのでまだ改修工事前の壁もあり、改修前と改修後の漆喰壁の違いがよくわかります。もし訪れる機会ございましたら、確認していただいてもおもしろいと思います。


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2021/02/27(土曜日)ヒビキエール代理店様で講習会を開催いたしました!

この度販売代理店様で実技講習会を開催してましりました。
内容は漆喰メンテナンス新商品「ヒビキエール」のご紹介と施工ポイントのご説明、
もう一つは最近カラー漆喰のニーズも増えてきたとのお声をいただき、天然の山粘土で着色する「土漆喰」を左官様2班に分かれていただき、色の違う2色をフラット仕上げとパターン仕上げで実際に施工していただきました。
やはり講習会は多数の左官様のご意見を聞ける貴重な場ですね。講習会内容だけでなく漆喰施工に関して様々な質疑や問題定義をしていただけました。
また漆喰に関しては商品説明書にも明記してある冬季施工の色ムラを実際ご確認いただくには良い機会になったと思います。
この講習会でお聞きしたニーズを新商品開発や施工要領書の訂正、充実に役立てるよう弊社も努力していきます。代理店様ありがとうございました。(^-^)
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2021/02/24(水曜日)漆喰補修|漆喰の塗り替えの下地処理どうすればいいの?漆喰ベースで解決します!

文化的価値ある建築物や伝統建築の漆喰壁
古くなってませんか?直しませんか?


漆喰補修に使える下地材があります。
美しく漆喰を塗り直すのに最適な方法は?

お城やお寺の漆喰の塗り直しの相談をよく頂きます。

黒くなったり、割れてきたり、定期的に漆喰のメンテナンスが必要です。
そんな時に役立つアイテムが漆喰ベース!

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漆喰を剥がさず塗り直すには?

以前ご相談いただいた岡山城の改修もそんな相談です。
打ち合わせは平日だったのですが、後楽園が隣接していることもあり、観光客の方もたくさんおみえになっていました。
そのような観光名所でもあるので、この度汚れが目立ってきた不明門を綺麗に塗り替える運びとなったのではないでしょうか。
下地はRCで、既存漆喰壁は浮きが確認できるところも少しありますが、割としっかりと定着しているので下地材「漆喰ベース」を利用し塗り替える方法で確定しました。
塗り替え後、不明門がどのように新しく生まれ変わるのか?今から楽しみです。

下地にしっかりと付着し、浮きがなければ漆喰ベースでOK!

ただ、アクやシミなどがある場合は、島かべプライマーを一度塗って頂くといいですよ!

当社には、様々な相談が寄せられます。

例えば、販売店様と補修工程の打ち合わせのため、文化財現場へ一緒に行ってきました。

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東広島市旧石井家住宅です。
平成9年に現在の場所に移築され、20年が経ち割れや浮きが目立ってきており、この度改修工事となったそうです。

浮きや剥落があれば、改修方法も変わります。

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お客様のお話によるとこの20年の間に大きな地震が数回あり、その影響で壁面にクラックが入ったそうです。そこから雨水が浸入し、浮きにもつながったんでしょうね。

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特に基礎の上部分は下からの水の吸い上げもあるのでしょう、浮きが他の個所より多く確認ができました。
現場を一通り拝見させていただいて、既存の漆喰壁がかなりしっかり定着しているところもあり、浮き部分を撤去した後は、浮いて撤去して下地中塗り土の個所と、しっかり定着していて落とせない既存漆喰壁の個所とが大壁の一面にまばらに現れることになると思われます。

古くなった漆喰壁の改修方法はご相談下さい。

漆喰の施工方法のお問い合わせは・・・

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

 

 

 

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