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「研究室!研究報告」の記事一覧

2018/01/17(水曜日)土壁が外部に塗れるようになります!

弊社に届くお客様のニーズの中でも1、2を争うほど多い外部への土壁施工。
外部用の土壁は継続研究中ですが、先行して土壁保護用の撥水剤を発売致します。

今までは、撥水するけど塗れ色になったり、テカリが出て土の風合いが変わったりと少しデメリットの部分もあるご提案しか出来ませんでしたが、新発売の土壁用撥水剤は表情を変えず、撥水効力をプラスする為、土壁そのままに雨がかりから保護する事が出来ます。


簡単な比較の様子です。
左に新撥水剤、中央に土そのものを強化する土強、右は処理なしの状態です。


処理なしに水をかけると、すぐに染み込み濡れ色になります。雨がかかり続ける事で短期で流れ出してしまいます。


次に土強です。かなり濃い濡れ色のまま仕上がっています。水をかけるとほぼ吸い込まずに下に流れていき、撥水剤ではないのに土が強化され保護されているのが分かります。
やはり蔵等の荒壁土や中塗り土の強化に最適ですね。
«土壁強化剤 土強はこちらから・・・


次に新撥水剤に水をかけていきます。ほぼ吸い込みがなく水が下に流れ落ちていき、土壁に影響が及んでいません。
水の吸い込みがないと、カビや藻の抑制も出来、結果長期間壁材が守られることに繫がります。

近々発売致しますので、ニュースレターや営業からの提案をお楽しみに!
分かりやすい動画検証も随時行っていきます。

 

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2017/12/13(水曜日)冬季の漆喰施工に朗報!

まだ本格的な冬ではないのに今シーズン最強寒波が到来中です。
積雪のある地域のお客様や年末までの工期で漆喰施工を急いでいる方も多数いらっしゃると思います。

しかし漆喰はセメントとは違い、空気中の二酸化炭素を吸いゆるやかに硬化していく材料です。当然気温の低い日は当日に乾燥せず翌日に・・・砂しっくい等の厚塗りでは何日も乾燥しない状態が続きます。この時期の夜は1℃や0℃を下回ってしまう事もあり、乾燥途中での凍結等によるクラックや硬化不良といった失敗の原因になってしまいます。

そんな時に役立つのが「漆喰蔵直し」
通常の使用方法は名前の通り、蔵を補修する際のドカ付けの漆喰の為に使いますが・・・
«漆喰蔵直しの使用方法はこちら・・・

城かべの上塗りや城かべ中塗用の砂しっくいに混入するだけで、強度UPや乾燥硬化促進になるんです。しかも作業性や意匠性を変える事はありませんのでご安心を!
※20㎏や25㎏の製品1袋に対して漆喰蔵直しを1袋(4㎏)混入して下さい。
※特殊な反応により練り置きは出来なくなりますのでご注意下さい(練り戻しは出来ますが、一旦硬化したものを壊す為、本来の強度や乾燥スピードになりません)
«こちらのリンクの蔵直し試験より時間の違い等が分かります


寒い季節ですが出来る限りの対策をすれば、冬季でも漆喰施工のリスクが少なくなるので、良いご提案が出来るように日々研究を頑張りたいと思います。

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2017/09/20(水曜日)漆喰を皆様に安心してご使用頂く為に実験中・・・

漆喰壁は特長である高機能さやデザインの自由度等から問い合わせも増え、ご採用頂く事が増えています。しかし現代建築に漆喰を使用する際に、今までになかった過酷な環境になり不具合がおきてしまった等のお声があるのも事実です。
内装ではほぼ大丈夫ですが、外装になるとやはり家そのもののデザインによってはきちんと保護をしないと短期間でカビや汚れのリスクがあり、弊社も保護材料をいくつも販売させて頂いています。

下地→中塗→上塗り漆喰→島かべ撥水剤

こういった保護材料はありますが、より良い製品にならないか?もっと手軽に施工出来ないか?もっと作業性がよくならないか?日々研究を続けています。

勿論実験途中に付き、紹介出来るのは限りがありますが・・

撥水でバンバン弾くのと、壁が早く乾燥する仕組みになるのとではどちらがいいのか?

凄く吸水する土には撥水剤は有効なのか?


カビが生えてしまっている漆喰をどう補修すればいいのか?
カビ除去と撥水剤が一つに出来ないか?
※これは結構効果が出てきていますね!

今あるものに満足せず、もっと皆様が安心して漆喰や土壁を使用出来、漆喰や土壁に囲まれた空間が増えるように改良、開発していきたいと思います。

お客様からの声がヒントになる事が多々ありますので、どんな些細な事でも困った事があればご相談下さいませ。

お問い合わせはこちらから・・・

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