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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2021/03/03(水曜日)土蔵と漆喰|土蔵補修には欠かせない砂漆喰が必要な理由!

土蔵補修に島かべ砂漆喰!

使えばわかる「砂漆喰」の必要性


砂漆喰を塗ることで、下地の水持ちと吸水調整が出来ます。
土にそのまま塗る漆喰と砂漆喰を塗った漆喰とでは、強度も施工性も格段に上がります。

「島かべ漆喰使って土蔵直してるから見においで・・・・」とお誘い頂き遠慮なくお邪魔しました。

やっぱり城かべ漆喰は土蔵だね!

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土蔵の補修はいつも、「昔のままで・・・」ということで苦労しますよね。

特に当時の施工方法や使用材料が解らない?でもその日本の伝統工法に仮説を立て、左官屋さんのお手伝いが出来るのも材料メーカーのやりがいです。

このような土蔵の補修で活躍するのが「砂漆喰」

砂漆喰は、大壁などの仕上げで、下地の水引を一定にする役割があります。

最初は、土壁の上に砂漆喰無しで塗って施工したそうですが、水引が早く塗れないと困っていました。

そんな場合は、土壁に刷毛で水湿しをし、島かべ砂漆喰を塗ります。

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土蔵はめくってみないと解からないところも多くてどこまでめくって直すかの判断も難しいですね。

浮いている土壁は剥がして、砂漆喰で不陸調整!

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土蔵の補修に砂漆喰!

いつもながら勉強させて頂きました。感謝!

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≫島かべ砂漆喰の詳しい商品ページはこちら・・・


島かべ砂漆喰資料請求はこちら・・・

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電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

2021/03/02(火曜日)土蔵の補修|大壁土蔵の必需品!不陸調整に砂漆喰が必要。

砂漆喰について考える!

なぜ?土蔵の補修に砂漆喰は適しているのか!


土蔵の補修では、土壁が凸凹になっています。
そんな凸凹をフラットにするのが砂漆喰の役割で、土蔵補修には適しています。

出張先で土蔵の新築現場を見せて頂きました、この度はその現場をご紹介します。

現場の業者様も土蔵の新築は20年ぶりと言っていましたが、荒壁も、古い土と新しい土を混ぜて作ったそうです。

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大直しの後、漆喰を塗るにもまだ下地は凸凹!

そんな時に活躍するのが、砂漆喰(島かべ砂漆喰)です。

砂漆喰は、土壁やモルタルなどに漆喰を塗る場合の下地の不陸調整(真っすぐ)に使います。

漆喰下地は、上塗りが均一の厚みに塗れるようフラットにする必要があります。

 

砂漆喰は、漆喰上塗りを美しく仕上げる中塗り漆喰です。

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また新築の隣にもう一つ約60年前の蔵があり、木舞が竹ではなく針葉樹が使用されていました。

左官様も初めて見たと言っていましたが私も初めて見ました。

現場周辺は昔から林業が盛んで、もしかしたら竹よりみじかで手に入りやすかった為かな?と二人で話しておりました。

 

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2021/03/01(月曜日)砂漆喰 使い方|砂漆喰は屋根しっくいに使えます

本物の屋根しっくいの作り方


 

タイトルは、屋根しっくいですが、現場はお寺の「漆喰壁」。ちょうどお寺の改修工事で材料についての相談で現場を見せて頂きました。

古い漆喰を剥がしての漆喰改修中で、下地は小舞荒壁下地を改修中、ちょうど塗りあがった面があったので見せて頂きました。

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漆喰の改修とは思えない美しい仕上がり、土中塗り下地に砂漆喰をして、上塗り漆喰仕上げだそうです。
「島かべしっくい」はもちろん白ですが・・・改修工事なので、油と炊き糊を入れて少し色を変えたそうです。

 

あんまりピカピカにせず良い感じです。

 

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足場の下ではちょうど屋根屋さんが屋根しっくいを練っていました!

 

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大きなお寺で大量に使うので凄い量です。

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実は本漆喰の屋根しっくいは「島かべ砂漆喰」でつくれます。
つくり方は簡単!「島かべ砂漆喰」に「島かべ油」を入れて水で練るだけです。

練り加減、練り固さは屋根しっくい用としてお好みの固さに調整してください。
おすすめは壁に塗る場合よりも少し固め!理由は屋根は傾斜があるため、やわらかいとタレてしまうからです。

 

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壁の漆喰も屋根のしっくいも、日本の伝統文化!本物はいいですね。
当社もこれらも本物を絶やさぬよう頑張ります。

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