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「塗り壁デザイン」の記事一覧

2022/02/02(水曜日)モダンで凸凹感がある土色の壁|デザイン

 

和モダンなお家の外壁にオススメ!土壁風の搔き落とし仕上げ


 

今回、ご紹介するデザインは土壁風の搔き落とし仕上げです。

むかしながらの天然素材の土壁より強度があり、ボロボロしません。

外壁に使えるこのデザインは、和モダンな家の外壁に合うのではないでしょうか?

 

土壁風の搔き落とし仕上げって何?

 

まず搔き落とし仕上げは、写真のように表面が凸凹しています。

これは材料を塗り付けた後、専用の搔き落とし器やワイヤーブラシを使って表面を搔いて(削って)仕上げているからです。

今回の「土壁風の搔き落とし」は、土壁の見た目を再現するため土色の「着色材」や実際に土壁で使用する「藁すさ」を配合しています。

いかがですか?本物の土壁のように見えませか?

 

土壁風の搔き落とし仕上げはココがいい!

 

土壁のような素材感で、凸凹感があり、表情がはっきりしているので、外壁でも重厚感があり、ゴージャスな雰囲気!和モダンなお家に似合います。

通常の土壁は、雨が当たりやすい場所だと、雨で土が流されてしまいます。なので外壁には使えません。

ですが、「土壁風の搔き落とし」は流れる事はもちろんなく、外壁にも使えます。

 

和モダンなお家の外壁でも安心の強度がある「土壁風の搔き落とし」デザインがオススメです!

 

土壁風の搔き落とし仕上げには、新しく開発した搔き落とし専用材料【配合石灰】を使用しています。

>>搔き落とし材料「配合石灰」詳しくはこちら

当社は100年以上、漆喰や土壁を販売し続け蓄積されたノウハウを元に、様々なデザイン・商品を研究開発しております。

>>当社の詳しい情報「会社案内」はこちら

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2022/02/01(火曜日)ヨーロッパ建築のような表面がザラザラした白い壁をさらに進化!

砂利を混ぜて厚く塗れる石灰を使った壁はベーカリーショップにおすすめ


 

白く、表面がザラザラとした建物の壁は、ヨーロッパの建築などでよく見かける壁の表情です。

 

清潔感もあり、かわいい雰囲気に仕上がるため、日本でも人気の高いデザインの壁です。

こんな人気の高い壁のデザイン性をもっと上げるため、ザラザラ素材にこだわりました。

ザラザラにするための素材に、いろんな色の砂や砂利を使うことにより、ザラザラの凹凸と、それにプラス砂、砂利が表面に見えて意匠性がグーンとアップ!

  

いかがですか?通常このような壁に含まれる砂(骨材)は壁と同じ、白い砂など目立たないカラーを混ぜるので、ザラザラしているだけの仕上がりになります。

しかし、壁のベースが白なので、逆にいろんな色を混ざればそれが映え、表面から見えやすくなります。なかなかいいデザインじゃないですか?

出来たデザイン壁はベーカリーショップなどに合いそうです。

 

砂利のような大きな骨材を壁に混ぜて塗る事は通常難しい

 

砂利のような大きな骨材を壁に混ぜて塗るには、大きな砂利が沈み込む程度、厚く壁面に塗る必要があります。

しかも砂利は重い素材のため、厚く塗って、重量にも耐える、この2つの課題をクリアする事が必要なため、通常の壁材では難しいのが現状です。

当社はこの2つの課題を解決した製品を販売しております。

<<重量と厚塗りに対応する壁材はこちら・・・

 

漆喰や土壁、長年塗り壁材料にたずさわり、蓄積したノウハウを活かし、お客様が求めるデザイン壁の提案をいたします。

<<当社はどんな?会社くわしくはこちら・・・

 

ご紹介させていただいた、白いザラザラの壁、意匠性を高めた進化バージョン!気になる方はお問い合わせください。

 

壁のデザインのことならお気軽にご相談ください!

2022/01/28(金曜日)居酒屋の壁のような藁を使った和風の白い壁

 

漆喰に藁を使ったデザイン壁で居酒屋にオススメ!


 

 

居酒屋や古民家のリノベーションなどに、漆喰壁や土壁といった和風の塗り壁を目にすることってありますよね~

今回、土壁に使われる「藁」をパターン漆喰に混ぜて、和風建築に合うデザインを作成しました。

真っ白の漆喰に藁を入れることで、より和風の味わいが強調されます。

 

藁入りのパターン塗り方!難しい?

 

今回のデザインの仕上げ方法は、至って簡単です!

左官用の「コテ」で、少し材料を立たせるようなイメージでコテ跡を残しパターンを付けます。

漆喰に藁すさを混ぜてるので、藁の主張とパターンの凹凸感でよりデザインを強調することができました。

 

漆喰にどんな藁を入れる?!

 

土壁や塗り壁に使う藁は「藁すさ」とよばれており、今回のデザインに使用した藁すさは「まるなかすさ」です。

まるなかすさは、他の藁すさと比べても一本一本が太く、より藁感が分かりやすくなります。

特に今回は、パターン漆喰で凸凹感があるので、より太い繊維のまるなかすさを使いました。

さらに、まるなかすさは写真のように、繊維の周りに黄色い「アク」と呼ばれるものが浮きできます。

白い壁の漆喰に、アクが浮いてくることでより味があっていいと思います。

 

だから「まるなかすさ」を混ぜたパターン漆喰は、和風の味わいがあって居酒屋に合うんです!

 

この藁入りの漆喰デザインには、重量比で1%ほどのまるなかすさを入れています。

研究室で実際に、塗り試しを行った結果は藁を2%入れると、作業性が著しく落ちたので1%の配合までがオススメです。

このように当社では、様々な検証を行いデザインを研究しています。

>>当社の詳しい会社情報はこちら・・・

使用した藁すさは、繊維が太い「まるなかすさ」です。

>>まるなかすさの商品ページはこちら・・・

 

漆喰のデザインのことは、是非お問合わせください!

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