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2022/01/15(土曜日)カラーの漆喰(しっくい)はDIYでもできるの?

 

DIYでカラーの漆喰はできます!着色剤配合「カラー漆喰」

 

近年、DIYの需要が高まっており、漆喰を自分で塗ってみたいという方が増えています。

漆喰と言えば、職人さんが塗るというイメージがあると思います。

ですが、今回はDIYで使える「カラー漆喰」をご紹介!

 

「漆喰の着色」

 

漆喰というと、古民家や洋風住宅の白い壁をイメージされるかもしれません。

ですが漆喰も、昔から「土」や「顔料」を使って、様々な色に着色されてきました。

例えば・・・

漆喰と土(黄土)混ぜた「大津壁」

このような「土」で着色する方法は減少しており、現在では「顔料」で漆喰を着色する方法が主流です。

 

顔料を配合した【島かべカラー漆喰】

 

カラー漆喰は、顔料を配合した漆喰で9色のバリエーションがあります。

現場で職人さんが、顔料で色味を出すような技術はいりません。

出来る限り色ムラになりにくいように配合し、製造した漆喰です。

 

DIYで簡単にカラー漆喰が塗れる方法

 

漆喰を平ら(フラット)に仕上げるには、かなりの技術がいります。

ですが、模様(パターン)をつけた漆喰だと、フラットにする必要がないので簡単に塗ることができます。

この写真のデザインは、「カラー漆喰」のダークグレーを使っておりコテで表面にパターンをつけています。

カラー漆喰は着色する必要がなく、パターン仕上げで簡単に塗ることができます!

 

2021/11/27(土曜日)表面がザラザラの漆喰(しっくい)はできる?砂漆喰仕上げ


砂の入った漆喰で表面がザラザラした仕上がりになります!


突然ですがみなさん、漆喰と言えばツルっとした表面が印象的ではないでしょうか?

ですが、お客様から「表面がザラっとした漆喰を考えていて、骨材(寒水石)を混ぜたい」そんなお声をいただくことございます。

確かに、上塗り漆喰に寒水石など骨材を追加で混ぜれば、表面がザラザラに仕上がり、今までの漆喰とはイメージが違う仕上げができます。

実は骨材を入れる=砂漆喰(中塗り用漆喰)と同じなんです!

なので寒水石を混ぜなくても、砂漆喰で仕上げ塗りを行えばザラザラした表面の仕上げはできます。

【島かべ砂漆喰】は、既調合の砂漆喰で水で練るだけですぐに使えます。

 

漆喰に骨材が入るだけで普段のしっくいとはまた違う、洋風イメージになるので砂漆喰仕上げも良いと思います。

もちろん塗り方もさまざまなパターン(意匠)を選択できます。

漆喰の表面を粗く仕上げたいときは、砂漆喰をぜひご利用ください

2022/07/15(金曜日)木の灰汁【アク】が漆喰についた場合の対処方法は?


キッチンハイターを使って漆喰についたアクをとってみよう


 

以前の台風で日本海側の地域の雨風がひどく、漆喰の施工途中や施工後すぐの大雨で木材の灰汁(アク)が漆喰についてしまったとのお問い合わせが多くありました。
施工したばっかりで塗り替えも大変だしとの事で、弊社が説明させて頂いているのは・・・

①中性洗剤で洗う(泥はねの汚れなら洗剤で取れるかもわかりません・・がアクはほぼ無理です)
②キッチンハイターを使って漂白する(白漆喰に限ります)

等ですが、実際はどれほどの効力があるのかわかりにくい為、実験しました。

 

まずは通常の白色の漆喰を用意しました。灰汁が壁面に侵入して過酷な状況を作るため、油は混入しておりません。

 

灰汁成分を用意しました。

 

塗りつけて乾かします。ここまで濃い灰汁になることはないでしょうが実験ですのでこのまま続けます。

 

洗剤をつけてこすってもビクともしません。
ちょっとやりすぎたかも・・・

 

次にキッチンハイターを使用します。定着がいいように泡タイプにしました。

 


泡タイプなのでかかっているのがよくわかります。
そのまま放置して様子を見ます。

結果は・・・

100パーセント取れたわけではないですが、目立たないくらいに薄くなりました。
現場で染み出してくる灰汁ならばほぼ取れるような気がします。
サンドペーパーでこする等の方法もあるとは思いますが、削りとる方法は表面を荒らしてしまうため、削った後は「島かべ撥水剤」の処理が必要になります。

汚れや灰汁が気になる方は是非一度お試し下さい。

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