近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「オリジナルデザイン壁」の記事一覧

2023/06/01(木曜日)洋食店にピッタリ!歴史ある洋館をイメージさせる壁


■どこかで見た事ある懐かしさはヴィンテージ感も

 

このデザイン壁を見た方によく言われたのが、

「どこかで見たことあるんですよね。なぜか懐かしい感じもするんです。」

実はそのとおりなんです。この壁は日本が昭和に入る前に流行した塗り方で、主に外壁、外塀などに採用されていました。

その時代に流行した建築が、木造の洋風建築。わかりやすく言い換えるなら洋館、異人館のような建物です。

この壁の特長は大きな凹凸。かなり凹凸があるため、離れた所から見てもテクスチャがわかるほど存在感があります。

また、凹凸がある壁は上からライトを当てると陰影ができ、高級感を出すこともできます。

フランス料理店、イタリア料理店など洋食店の外壁によく合います。

レトロ感、ヴィンテージ感などがお店のイメージ、コンセプトに合うなら、ぜひご検討ください。

2023/05/26(金曜日)オシャレなカフェやバーに!風化した土の表面のような表情で洞窟の空間をイメージさせる壁


 

洞窟のようなデザインで隠れ家をモチーフにした店舗におすすめ!

 

このデザインは「搔き落とし仕上げ」と呼ばれる工法です!

あまり耳にする機会のない搔き落とし仕上げは、昔からある左官工法。

文字通り材料を塗った後、少し乾いた表面をワイヤーブラシや剣山のような道具を使って、表面を搔き落とす(削り落とす)工法です。

この搔き落とし材料を土色に着色したのが、今回デザインです。

 

搔き落とし仕上げには、砂が入っており自然の素材感があり、凹凸がある表情で土の色に着色することで洞窟の地層の壁のように見えませんか?。

クロスでは再現できない凹凸と砂が見えることで、素材感のあるテクスチャーになります。

 

こんな場所に似合う!

〇洞窟のような暗い雰囲気のオシャレなレストラン!

〇隠れ家のような静かに休憩できるカフェ!

〇レトロな落ち着きのあるバー!

 

いかがでしょうか?すこし暗い雰囲気の店舗設計にオススメの「搔き落とし仕上げ」。

今回ご紹介したデザイン壁が気になる方は、ぜひお問合せください。

2023/01/23(月曜日)紫色とオレンジ色の漆喰|色味試験の結果どんな色ができる?!

 

紫色とオレンジ色の漆喰が完成!

 

以前にお客様から、「紫色の漆喰」や「オレンジ色の漆喰」はありますか?というご質問を頂きました。

当社には、着色材が配合された漆喰「カラー漆喰」や漆喰の着色に使える着色材等がございます。どちらにも紫色とオレンジ色のバリエーションはありません。

なので今回、当社が販売している着色材を使って紫色とオレンジ色の漆喰を作成しました。

 

漆喰の色味試験!

〇紫色の漆喰

用意するのは赤色と青色の着色材、当社の「紅柄」と「ウルトラマリンブルー」です。

何度も配合を試した結果、紅柄の赤色が強いのでウルトラマリンブルーの青の割合を高くし、紫の着色材ができました。

【配合】紫の着色材

紅柄 1:ウルトラマリンブルー 3

この紫の着色材を混ぜ、着色材の配合量の目安になるように3パターンの見本を作成しました。

 

着色材1.25%配合

 

着色材2.5%配合

 

着色材5%配合

見本の配合は、重量比で漆喰20㎏にに着色材を1.25%、2.5%、5%を配合した3パターンです。

 

〇オレンジ色の漆喰

用意するのは赤色と黄色の着色材、「壁カラー赤」と「壁カラー黄」です。

赤色が強くでやすので、壁カラー黄の配合割合を高くしオレンジの着色材を作成しました。

【配合】オレンジの着色材

壁カラー赤 1:壁カラー黄 8

このオレンジの着色材を混ぜ、紫と同じく3パターンの見本を作成しました。

 

着色材1.25%配合

 

着色材2.5%配合

 

着色材5%配合

見本の配合は、重量比で漆喰20㎏にに着色材を1.25%、2.5%、5%を配合した3パターンです。

 

色味試験の結果!

鮮やかな「紫色の漆喰」と淡い「オレンジ色の漆喰」が完成しました。

この2色の漆喰の施工をお考えの方は、今回の試験で作成した見本をご参考ください。

 

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ