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2021/06/09(水曜日)土壁をアクが出やすい下地に塗る方法は?!・・・

合板(コンパネ)や古壁は、アク止め処理が必要!

 

この写真のように、合板や古壁のような下地に土壁に直接塗るとアクが出る可能性が高いです。

そこで必要なのがアク止め処理。つまり下地のアクが上塗り材に出てこないように処理する必要があります。

 

今回は、土壁の施工でアク止め処理の方法をご紹介!

まずは、下地にアク止め性能の高いシーラー材【島かべプライマー】を塗布します。

この後、土壁専用下地材【さっと!】を塗ります。

さっと!は上塗り材の作業性を向上させます。

ここがポイント!

〇下地材の「さっと!」を塗ることでアクが止まっているか確認でき、「さっと!」自体にもアク止め効果があります。

「さっと!」の施工後、アクが浮き上がってきた場合はもう一度、「島かべプライマー」を塗布してください。

合板や古壁などの下地は、このようなアク止め処理を行うことによって上塗り材の土壁がきれいに仕上がります。

2021/06/08(火曜日)お客様より質問|土強は燃えるのか・・・燃えると性能が落ちるのか!

お客様から土強(どきょう)についての質問がありました!


お客様から聞かれてわからないことは、すぐに調べる!
そんな会社です。では早速調べてみよう!

Q:お客様の質問:土強は、乾燥後燃えますか?

A:溶剤なので施工中は火気厳禁ですが、乾燥後は・・・・確かに!

というわけで、燃やしてみよう!

土強は、古くなった土壁や外壁の中塗り土仕上げが雨で流れないようにする強化剤

塗ると色が若干濃くなるが、この試験体はわからないなぁ~

中塗り土(中土)に土強を塗った!左が土強塗布、右は塗っていません。

乾燥後1か月以上経過した試験体

それでは燃やしてみよう!

燃えないので安心ですが・・・少し焦げますね!

 

土強塗ったほうは、よく焦げました。
土強に含まれる樹脂が燃えたのでしょうね。

燃やすと土強の性能は!どうでしょう

 

土強塗ったほうは案の定水を掛けると流れてしまいますが・・・

土強塗布したほうは問題なく効いています。安心!

土強が燃える、燃やす状況はほとんど無いとは思いますが、竈の土がボロボロする場合など火の回りで土強を使うことはあるでしょうね!

そんな時にはご安心下さい。臭い匂いもありません。

2021/06/08(火曜日)塗り壁の大敵|コンパネのアクが出た!さぁさぁさぁ~どうする?

面白いので急遽投稿!
別件で、昨日材木屋さんで買ってきたコンパネに漆喰ベースを直接塗ったら、塗った瞬間(1時間ぐらい)でアクが出た!の話


みなさん、漆喰ベースを直接コンパネに塗らないでください!

そんなことは、分かってます!

上記の写真は、笑っちゃう・・・漆喰ベース塗って1時間ぐらいでコンパネに戻ってしまった・・・

っていうぐらいアクが出ました!

本当に、漆喰ベース塗ってるんですよ!

凄くないですか!コンパネのアク

皆さんも絶対に塗らないでくださいね。

というわけで、塗り直し・・・

 

アクが出たら、島かべプライマー

ローラー刷毛で塗れる「島かべプライマー」これでいったん塗り直しですね!

皆さんも、コンパネのアク強烈です!気を付けて下さいね。

 

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