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「塗り壁デザイン」の記事一覧

2023/06/14(水曜日)色彩豊かな素材の砂が引き立つ清潔感ある白い壁


■素材を感じる壁に凹凸を付けデザインに

 

この白い壁は「漆喰」という塗り壁材です。

「漆喰」は昔からある自然素材の塗り壁材ですが、日本だけではなく、ヨーロッパなど海外でも使われている塗り壁材なのはご存じでしたか?

「日本の漆喰」と「ヨーロッパの漆喰」の違いでわかりやすいのは、完成後の表面です。滑らかなでツルッとした表面の「日本の漆喰」に対し、ザラザラで凹凸ある表面に「ヨーロッパの漆喰」はなります。

そんな「ヨーロッパの漆喰」完成後の特長をさらに進化させ、洋風建築に合い、空間に高級感も出したい発想からつくったデザイン壁です。

白い漆喰は素材をよく引き立ててくれるので、色彩豊かな「淡路島の砂」を漆喰に混ぜてました。ただ、混ぜて塗っただけでは表面がザラザラになるだけで「淡路島の砂」の色彩が壁の中に隠れてしまうため、「掻き落とし」という日本伝統の塗り壁工法を採用しました。

表面から掻き落とす(削り落とす)ことにより、凹凸が付くだけでなく、「淡路島の砂」が壁表面によく見えるようになります。

ベースが白い漆喰は素材の色がよく引き立ち、素材感あるデザイン壁を作れます。

ナチュラルな素材を感じ、清潔感の有る白い壁は洋食店、フランス料理店やイタリア料理店に合うのではないでしょうか。

漆喰は抗菌作用がある壁材なので、なおさら飲食店には良いと思います。

漆喰を利用した素材感のある白い壁。気になる方はお問わせください。

2023/06/14(水曜日)高級感を求める和食店に合う土の割れ壁


■大地の割れをイメージした土の割れ壁は重厚な雰囲気に

 

「土壁」を含む塗り壁材では割れはタブーとされており、通常は失敗とみなされます。

「土壁」は粘土分、要するに土の粘みが糊材の替わりになるため、壁に塗る事ができます。しかし、粘土分が多い土は乾燥収縮(土壁を塗って乾燥するまでの縮み)が大きいため、そのままでは割れが発生します。その割れを防止するために「土壁」の素材に砂や藁を混ぜ、乾燥する時の縮みを少なくします。

しかし、このデザイン壁は敢えて割れるように「土壁」を調合し、壁に採用しています。

当社の地元、淡路島は昔から壁土や瓦などに使用する、良質な粘土が採取できることが有名ですが、このデザインは淡路島の土採取場の土場より発想しました。

割れにインパクトがあり、大胆で力強い印象もありますが、自然素材の「土」を使用することで重厚感が有り、空間を高級にしてくれます。

「土」は和のイメージも有る素材のため、高級な和食店、例えば寿司、割烹料理、懐石料理、料亭などのお店に合うデザインです。

「土壁」には湿気を取る性能もあえるため、デザインだけでなく、性能もピッタリ合うと思います。

土割れ壁気になる方はお問わせください。

2023/06/12(月曜日)他とは違う大人の空間を作れるシックな黒い木目調のデザイン壁


■凹凸をつけ木目柄にすることで他とは違う雰囲気に

 

黒、グレーは人気が高いカラーで、一般住宅から公共施設、店舗などでもよく採用されています。

しかし、同じ黒でもデザイン壁にすることで他とは違う、雰囲気の空間を作ることができます。

このデザインを作成するのに使用した素材は黒い漆喰。漆喰を使用した理由は、人の手で塗るため、リアルな木目のようにランダムな柄にできることです。

もう一つの理由は、同じ材料を使用しても、微妙に黒さに違いが生まれることです。

漆喰は水で練った材料を壁に塗り、乾燥すると完成する壁材です。この乾燥する時のスピードの違いで同じ材料でも色に違いが生まれます。

木目調デザインにすると漆喰に凹凸が付くため、塗った厚みが厚いところ、薄いところができます。当然塗った厚みが厚いところは乾燥が遅くなり、薄いところは早くなります。

これが微妙に同じ材料でも色の違いを出してくれます。漆喰でしか出せない色の違いです。

このデザインはオフィスやビル、マンションなどのエントランスに良く合うのではないでしょうか。

シックな黒い木目調のデザイン壁、気になる方はお問い合わせください。

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