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2024/05/22(水曜日)淡路島の土で素敵な住宅内装を演出

イメージ・コンセンプトがあれば素敵な空間に

 

新しく住宅を建てるにあたり、内部の壁を施主様が自分で(DIYで)土壁や漆喰の施工したいと言うことで当社にご相談いただきました。

まずは下地処理です。土壁や漆喰を塗るには下地によって、どのように処理を行い、それにはどのような材料を使用するのか?

次に仕上げに塗る材料です。施主様がイメージしている土壁や漆喰を作るにはどの材料を使用すればいいのか?

などのご相談内容に当社が返答し、約一年近くの時間をかけて、内部の壁の施工が終わり完成したので、施主様が写真を送ってくれました。ありがとうございます。

 

 

 

リビングはインテリアや家具と天井の塗り壁がよく合っていて、陽の光も入り、明るく、素敵な空間。人が自然と集まってきそうです。

 

 

モザイクタイルと塗り壁がコラボした洗面所はヨーロッパの古民家を感じる雰囲気に。

 

 

トイレは土壁とダウンライトでゆっくり、落ち着きを感じる空間に。

 

 

寝室は落ち着いたトーンのカラーで仕上げ、安眠できる空間に。

 

どれも施主様が施工したと思えないほど、クオリティの高い仕上がりになっていて驚きました。

この写真をいただいて感じたことは、塗るための下地処理や塗る技術ももちろん重要ですが、それよりも「この建築のコンセンプトはこうだ。だからこの部屋はこういうイメージにしよう」

という想いがはっきりあり、それを元に創り上げているかどうか方が重要ではないかと感じました。

なぜなら、施工のプロではない、施主様が施工した塗り壁仕上げでこんなに素敵な空間ができるのですから。

施主様はコンセプト・イメージをはっきりお持ちでそれを形にしたのだと感じました。

2024/05/20(月曜日)【SDGs 】古土(こつち)再利用の研究

古民家改修時に出る 古土(こつち)の再利用

 

5/7~開催させていただいている「第1回 オーダーメイド Design 塗り壁研究会」の参加申し込みがぞくぞくと入ってきております。ありがとうございます。

ご参加いただいたお客様の一例をご紹介します。

 

 

参加いただいたのはある建築会社様。

古民家改修をよく手掛けるため、解体時に出る、もともと塗ってあった土壁の「古土(こつち)」がたくさん出るようです。

「古土(こつち)」を再利用して、ふたたび土壁として塗れるのは知っているが、現代建築ではふたたび同じように土壁を塗る下地にする事がほとんどないため、廃棄処分しているそうです。

しかし、お客様はSDGsにも積極的に取り組んでいることから、「古土(こつち)」を利用して、現代の建築に取り入れることができる製品が開発できないかとのご相談です。

持参してくださった実際の「古土(こつち)」が下記になります。

 

 

解体してから採取する土なので、木くずやゴミも入っており、土も「荒壁土」と「中塗り土」の混合品になっています。

 

 

打ち合わせの中で、お客様ニーズの重要な点のすり合わせ行い、当社としてご提案したい製品も見えてきました。

見えてきた製品のご提案をしたところ、「それで行きましょう!」という事になったので、これから研究、開発をすすめていきます。

この「古土(こつち)」を利用して、はたして何ができるのでしょうか?みなさまお楽しみに!

 

第一回オーダーメイドDesign 塗り壁研究会の申し込みは下記、お電話、メールでお待ちしております。

2024/05/15(水曜日)【新発売】土間たたき ウルトラソイル 壁・立ち上がり用 

床・土間とテクスチャを合わせ空間デザインに

 

おかげさまで土系土間材「土間たたき ウルトラソイル」はお客様リピート率№1の製品となりました。ご愛好ありがとうございます。

人気の大きな理由は二つです。

 

理由① 仕上がりのデザイン・テクスチャ

土の素材感があり、あたたさを感じる。また、素材感は重厚な雰囲気も出し、他には無い高級感がある。

という意見が多いですね。

 

 

理由② 内・外部施工OK 場所を選ばない

外部アプローチ、玄関、犬走りはもちろん、店舗内部の床や土間、住宅の内土間にも使用しても安心の強度があります。

 

 

以上がご愛好いただいている理由ですが販売、採用実績が増えるにつれ、下記のような声も多くいただきました。

「店舗内で使用を考えているが、床とカウンターどちらにも施工し、テクスチャを合わせたい」

「階段に施工するが、立ち上がり部分も問題無く施工できるのか」

「外部アプローチ~玄関の施工を考えているが、基礎巾木にも施工し、統一感を出したい」

 

従来品の床・土間用ウルトラソイルでも施工可能なのですが、材料を加工する必要があり、手間がかかります。

 

 

そのため【壁・立ち上がり専用品】を求める声が多くありました。

これが「ウルトラソイル 壁・立ち上がり用」の販売に至った経緯です。

 

新発売された「ウルトラソイル 壁・立ち上がり用」を利用すれば、混ぜるだけで壁や立ち上がりに施工できるので便利です。

 

 

床と壁のテクスチャを合わせ、空間のデザインをしたい方は床用と合わせてご利用ください。

 

 

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