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2021/09/30(木曜日)中塗り土には、どんな土を使う?


中塗り土には、粘性の高い【淡路中塗り土】

 

「中塗り土」は、土だけではありません!

実は、中塗り土は土・砂・藁すさを配合した土壁を言います。

中塗り土の配合の目安としては、土(淡路中塗り土)・砂・藁すさをバケツを1杯ずつの容量比で1:1:1の割合です。

粘り気が多いと感じた場合は、砂を入れてお好みの粘度に調整しましょう!

昔から中塗り土は、荒壁下地に中塗り用として多く使用されてきました。

ですが、最近では中塗り土を仕上げとする「中塗り仕舞い」にもよく使われるようになりました。

淡路中塗り土とは?

【淡路中塗り土】は、淡路瓦としても知られている淡路土です。

特徴としては、やはり高い粘性で水持ちがよく、淡路島の良質な粘土が使用されています。

淡路中塗り土が配合された土壁【中土】

中土は、土・砂・すさが配合済み、水で練るだけですぐ使える中塗り土です。

ぜひ中塗り土の施工をお考えの方は、調合済みの【中土】をご利用ください!

 

土壁のことならお問い合わせください!

2021/06/29(火曜日)荒壁を塗るには、荒壁土と荒すさ(切りわら)が必要です


つなぎ材として荒すさ(切りわら)を混ぜる事により荒壁土は完成する

 

荒壁土とは、竹を格子上に編んだ下地、竹小舞下地に直接塗る土壁です。

 

 

実はこの荒壁土、土だけで塗るこはできません。「荒すさ」という切りわらを混ぜる事で完成し、塗ることができるようになります。

 

 

なので壁に塗るために、荒壁土をお探しの方は、必ず「荒すさ」の購入もお忘れなく!

重吉ONLINESHOPでは、そんな「荒壁土」と「荒すさ」の便利なセット品をお買い得価格でご用意しております。

練り方(混ぜ方)も動画でご確認ください。

ご購入は下記バナーよりお願いいたします。

2021/10/14(木曜日)【土壁販売専門メーカー】荒壁土と中塗り土の違いは?


荒壁(下塗り)と上塗りの間に塗るのが中塗り土


 

小舞荒壁土や中塗り土についてご相談下さい!

 

弊社の土素材を使用した商品ブランド「土屋重吉」!
そのまま練るだけで使える既調合品からわらすさや土そのものの原材料まで幅広く取り揃えています。

 

沢山あってどれを使用していいのか迷う方もいらっしゃると思いますので簡単にご紹介します。

 

・荒壁用(下塗り)
竹で編んだ木舞下地にドカンとつける土が淡路荒壁粘土です。練った状態の商品ですので、ここに荒スサを混入し充分に寝かせてから使用します。
柱の太さで塗り厚が決まりますが、だいたい50㎜ぐらいは付けるでしょうか。その他に補修の用途でも使われたりします。土で10㎜以上の厚みを付けたい場合は荒壁粘土がいいでしょう。

 

・中塗り
文字通り荒壁と上塗りの中間層の事です。仕上げの前工程という方が正しいかもしれません。この工程が壁の良し悪しを決める重要な工程です。荒壁で出来た不陸(凸凹)を直し、尚且つ上塗りの漆喰や土壁が塗りやすいように平滑に仕上げていきます。中塗り工程の塗り厚は10㎜前後です。配合も土によってバラバラで職人様の好みに合わせての現場調合が当たり前でした。
近頃はこの中塗りをそのまま仕上げとしたり、さらには意匠用のわらすさを追加して塗ったり、掻き落としをしたりと様々な工夫がされ、需要が高まっていますね。

数年後に上塗りを塗ってもいいし、勿論そのままでも・・・
土感が一番分かる仕上げのような気がします。
弊社は配合が手間だという方の為に、淡路中塗土に骨材の砂やわらすさを適量混入した、水練りするだけの既調合中塗土「中土~なかつ~」も販売していますので是非ご利用下さい。

 

◇土壁関連ブログは下記から

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