近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/07/10(土曜日)漆喰に珪藻土を混ぜる!効果抜群。


漆喰に珪藻土を混ぜてさらに調湿機能をUP!

漆喰は、空気中の湿気を吸ったり、吐いたりする「調湿性能」高くなっています。

ですが、この漆喰に珪藻土を加えることでより、調湿機能を上げることができます。

調湿性能が高い「紙すさ漆喰」。

紙すさは、通常の漆喰に使われる麻すさよりも湿気の保水性が高いのでより多くの湿度を漆喰内に取り込みます。

より調湿機能に注目し、パターン仕上げをご紹介します。

もちろん日本の漆喰はフラットな押さえも可能ですが、洋風の建築などが人気で、近年やはりパターン仕上げが人気のようです。

パターン仕上げで調湿性能が上がる理由

① 塗り厚が厚くなり、調湿性能が向上する。

② 漆喰の表面積が増え、調湿性能が向上する。

このように調湿機能によりこだわった漆喰にしたい場合は、紙すさ漆喰に珪藻土を混ぜることをおすすめします!

2021/07/06(火曜日)土壁補修|不陸の大きい下地を直す決定版!

 

凸凹している土壁を簡単に補修できます


 

毎年のように豪雨のニュースがありますね・・・

建物にとっても「雨」の影響は大いにあります。

特に大雨の影響で、納屋や蔵などの壁が剥がれ落ちちゃったよ!という方多いのではないでしょうか?

_DSC8848 CIMG2560

そんな方のために土壁の補修マニュアルがございます。
≫土壁補修マニュアルはこちら・・・

このマニュアルをご紹介させていただいているのは、土壁の補修を考え開発した商品をご利用いただくことで、補修が楽になるからです。

どんな商品を利用するのかと言うと・・・

①古い土壁をガッチリ固める(土壁専用強化剤)

②凸凹を簡単に直せるしっくい(厚く塗れる軽量しっくい壁)

の二つです。

土壁はそのまま放置していると、雨でどんどん流れ、剥がれ落ちて補修が難しくなっていくので、お早目に補修することをおすすめいたします。

ONLINESHOPではお買い得なこの二つ商品のセット品を販売しております。

2021/07/05(月曜日)漆喰材料をメンテナンス|使いやすい材料に変える。

今お使いの漆喰壁に満足ですか?


近畿壁材では、お客様のニーズに合わせた材料のご提案ができます。

「美しい漆喰とは、現場で職人が使いやすい漆喰である!」

ということで、この度左官屋さんと使いやすい漆喰について研究をしてみた。

一口に漆喰材料と言っても国内、海外合わせると漆喰及び漆喰系材料は多くある。

そのまま使う方もいれば、糊やすさ、骨材などを混ぜて自分でオリジナル漆喰にしている方もいる。

そんなオリジナル漆喰を使っている職人さんにお話をお聞きし、現場で検証をして頂いた。

使いやすいの定義は人それぞれ、しかし重要なのは「糊」であることに行き着いてきた。

糊は糊でもMC(メチルセルロース)ではなく海藻糊であることが重要!

左官材料に使われる糊は、複数あるが漆喰という話になると海藻糊が重要である。

もちろん、焚き糊は最高だが、粉末の海藻糊でもその漆喰らしさはMCよりも数段良い!

>島かべ角又をいれて夏場の漆喰施工を乗り切ろう!

何が違うの?MCと海藻糊・・・

これは、実はメーカーにも分からない話、海藻糊の漆喰と化学糊の漆喰では施工性が違います。

もちろん、骨材(炭酸カルシウム)やスサ(麻すさ、紙すさ、樹脂繊維)でも違うが

やはりあの漆喰独特の「モチモチ感」「塗り付けの重たい感じ」「ぐにゅっと」伸ばす感じがMCでは出ないんですよね!

文章では伝えられませんが、

「さらっと」「するっと」した感覚はMCでは感じられます。また表面の「ねばねば」のような感じも強いのがMCですね。

ただ、鏝波を消す、消しやすいのは糊だけでは解決しません。

スサや骨材のバランスも重要ですね。

それ以外にも、チリ掃除やチリ周りの押さえしやすいのも海藻糊!

そんな海藻糊だけのスペシャルな漆喰を作りました!

 

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ