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2021/07/18(日曜日)独自の進化を続ける内装島かべ漆喰!

出張中、代理店様のご近所で島かべ漆喰の内装工事をしているとのことで、代理店の社長様に案内して頂きました。
ここの工務店さんは、無垢の木と漆喰壁にこだわった工務店さんで、内装は漆喰仕上げが標準だそうです。
常に施工されている左官屋さんのお話も聞くことが出来、大変勉強になりました。

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最初室内に入った時は、フラットな押さえと思い見ていました。
美しいマットな雰囲気で綺麗に抑えられているなぁ~と壁に近づいてみると・・・
なんと!パターン仕上げなんです。
それもすごく上品で、遠目ではパターンとはわからない仕上げでした。美しい!
内装の漆喰の現場も色々見せていただくことがありますが、行く度に新しい発見と工法を見せていただくので驚きです。
島かべ漆喰仕上げは、やはり現場・現場、左官屋さん・左官屋さんのやり方で常に進化しているんですね。

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無限に広がる漆喰ワールドでした。

2021/07/17(土曜日)漆喰の小さなクラック(ひび割れ)でお困りの方!必見。


漆喰専用パテ「ヒビキエール」で補修が簡単!

ヒビキエール写真

漆喰には、経年劣化でヘアークラックと言われる小さなひび割れ起きることがあります。

「塗り替えじゃなく、補修がしたいなー」

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「簡単に補修ができます!」

漆喰のヘアークラックは、ほっておくとその部分から水が浸入し亀裂がどんどん大きくなります。

クラックの補修は、早期発見で補修しておくのが良いとおもいます。

補修方法

① ゴム手袋等着用し、ヒビキエールを亀裂部分に埋め込みます。
※少し盛り上がる程度に埋め込んで下さい。

工程①

② ヒビキエール乾燥後、不陸調整で盛り上がった部分をカッター等で削り落として下さい。

工程②

③ 最後に周辺の漆喰を傷めない様サンドペーパーで削り落として完成です。

工程➂

小さなクラックの補修に、簡単に使える「ヒビキエール」ぜひ、お試しください!

 

2021/07/16(金曜日)小舞竹下地に使う間渡し竹とは?

 

竹小舞下地の芯材として利用される


 

小舞掻きの芯材として使われる間渡し竹は、通称女竹ともいわれ、関西方面でよく使われる材料です。小舞下地を作る場合、地域によっては間渡し竹を入れない事もあります。

柱の間をつなぐことを間渡しといい、柱と柱の間に入れる竹を間渡し竹と言います。

小舞を組むにあたり、柱と柱の間に縦、横に間渡し竹をとおし、芯材にします。そこに小舞竹(割り竹)を取り付け、固定します。

 

 

小舞竹は細い竹なので、間渡し竹に固定することで下地の強度を上げています。

間渡しには竹が一般的ですが、木材をつかう地域もあります。

間渡し竹にはこのような役目で利用されています。

 

◇土壁関連ブログはこちら

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