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2021/08/04(水曜日)店舗の土間に使える三和土(たたき)!ボロボロしない?

土間たたき「ウルトラソイル」で強度抜群!

高強度でボロボロしない!


発売から人気の土間たたき系仕上げ材ウルトラソイルは、お客様のニーズから生まれました。

ウルトラソイルは、土とにがりと石灰で作る昔ながらの土間たたきとは違い、薄くて強度のある材料です。

下地は、コンクリートやモルタル下地でOK!

住宅内部や店舗などコンクリート下地に簡単に施工できるのが便利です。

土間モルタルや洗い出しと同じ要領!

厚みは15mmで施工可能なのが良いですね!

ウルトラソイルの施工方法は、土間モルタルや洗い出しと同様で簡単で使いやすくなっています。

 

伝統的な土間たたきだと表面がボロボロしたり、凹みができたりと長年、人が歩くと劣化をします。

そんなときに、歩行者の多い場所で土間たたきの強度が不満の方へ!

店舗や駐車場といったところでもボロボロしない「ウルトラソイル」がおすすめです。

2021/07/31(土曜日)伝統の土間材|三和土(たたき)とは?

「土」「消石灰」「にがり」の3つの材料からできた土間材。


 

たたきは、土と消石灰とにがりを混ぜ合わせ、土間材としてカチカチに固める工法です。

セメントの無い時代より続く工法で、住宅の基礎や井戸の枠、用水路などにも使われます。

そんな三和土は、主に土間に使われることにより、古民家の犬走や土間など多く用いられてきました。

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三和土の読み方!

漢字で書くと「三和土」・・・当て字でしょうね!

「土」と「消石灰」と「天然にがり」の3つの素材を合せて、「三和土」さんわ⇒たたきとなったという説もあります。

ここがポイント!

施工後は、セメントとは違う柔らかい感触と、長年使用することにより現れる苔なども実に風流で、独特の味わいを持っていることから茶室を使う茶人にも親しまれています。

施工は表面をたたき締める為、乾燥収縮による割れなども比較的少なくなります。

仕上げのバリエーションも豊富で、犬走には沓脱石や、鉄平石などを敷き、化粧用の砂利の配列や、洗い出しなど好みに応じた仕上げが出来るのも大きな特徴です。

伝統的な工法をそのままに、味わいのある三和土【重吉たたき】をぜひお試しください。

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2022/08/05(金曜日)土壁デザイン|土壁なのに白い 清潔感のある白い壁は店舗やホテルに合う

 

めずらしい白い土壁は洋風な建物にも合います!


 

 

土壁というとどんなイメージをお持ちでしょうか。

実家の壁が剥がれているところがあり、剥がしてみると土壁がでてきた。こんなイメージですかね。

剥がして出てきた土壁は、中塗り土と呼ばれるもので、下の画像のような土壁です。

 

 

あたりえですが、素材は土なので土色です。土色というと、ベージュや茶系の色でしょうか。

おそらくそんな色をイメージする方が多いと思います。

もちろんベージュや茶系の土壁で壁を塗ってもカッコイイ、雰囲気ある部屋が作れます。

採用実績は住宅も多いですが、ホテルや店舗などにも多いですね。

 

 

 

そんな土壁に白色が登場です。かなりめずらしいと思います。

素材となる土は、純白のものを見つけるのに苦労しました。仕上がりはこんな感じです。

 

 

土壁の特長は素材がそのまま表面の意匠、デザインになることです。表面に見えている素材は「砂」や「藁(わら)」です。

和風なイメージの土壁が、洋風カラーの白になると、なんとのもいえない不思議な雰囲気です。清潔感があり、やわらかい印象で優しい感じもします。

また、白はオリジナルカラーの土壁をつくる時にも非常に便利です。ベースが白ならば着色材をつかえば自由なカラー調整が可能です。

なかなか見ることがない、めずらしい白い土壁。施工風景を動画で撮影したので一度ご覧ください。

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