近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/08/21(土曜日)外壁・外部の土壁を塗る方法~街並み保存現場~|土壁販売

 


外部に土壁を塗る方法を教えてくれる?


 

お問い合わせの多い外部の土壁仕上げ!
町並み保存地区などでは、よく外部の土壁仕上げが見られます。

しかし、土壁は漆喰やセメント系の材料と違い、水に弱く、すぐ流れ出してしまい、ボロボロになってしまう事が弱点です。

ある文化財の修復現場にお邪魔しました。

 

重厚な造りの建物ですが、風雨にさらされるうだつ部分は剥がれてきています。放っておけばこのままどんどん流されるでしょう。
聞けば2~3年前に一度修復を行っているそうです。

 

雨がかりがひどい箇所は完全に流れ出しています。

元請様や施工業者様に、こうなってしまう理由と対策を打ち合わせで提案させて頂き、補修のスタートです。

①最初に弱っている部分を全て取り除き、しっかりしている土壁だけ残します。

②しっかりしている土壁が残っているといえ、風化しているため、浸透性の土壁強化剤「土強」を塗布し強度を上げます。

③凸凹部分は新しい中塗土を塗り付け、不陸が無くなるように調整します。

④上塗り土壁「塗ってくれい」に塗り壁混入用撥水剤「ミクサップ」を混ぜ、仕上げ塗りします。
「塗ってくれい」は従来の土壁と比べ吸水率が低く、下地への付着力も高く、耐久性がある外部に使える土壁です。
そんな「塗ってくれい」に撥水剤「ミクサップ」を混ぜると、さらに雨(水)に対して強くなるため外部でも安心です。

_DSC0045

 

施工手順通りに施工して頂き、見違えるようになってきました。完成が楽しみです。

外壁土壁に関する関連ブログはこちら・・・

 

外壁土壁のご提案!

土壁の空間デザイン意匠について

土壁のメンテナンスについて

雨に強い土壁には?撥水剤について

土壁関連の材料はお任せ下さい

外壁に使う土壁のカラーについて

 


 

製品に関するお問合せは下記よりお願いします。

2022/07/06(水曜日)外部・外壁に土壁をお考えの方へ|土壁販売

 


 外部の土壁は雨で流れてしまいますよね?


 

土壁を強くする様々なご提案ご用意しております。ご相談下さい

 

「図面に中塗り土仕上げと書いてあるんだけど」

「現状土壁のままなので土壁で補修したい」

「外壁に土壁を塗りたい」

そのようなお問合せをよくいただきます。

土壁風の外壁材はありますが、本物の土壁で仕上げたいというニーズは多いですね。

今回は、そんな外壁に土壁を塗りたいというニーズから、外壁に「本土壁やすらぎ」を塗った事例をご紹介。

 

※お客様からお写真提供~中土(なかつ)仕上げ

 

「土壁はそもそも外壁に塗れるの」

実際は、難しいと思います。土壁は、「土(粘土)」が固まる力で固まっているので水に弱いからです。なので、雨で流れてしまいます。

外壁、外装に塗る場合は、撥水剤の使用が必要です。

「土壁用の撥水剤があるんですか」

当社ではこれをお勧め

商品名:土守(つちもり)1㎏


 

次に紹介するのは、土壁「塗ってくれい」外部に施工した現場

 

和モダン住宅に合う、土塀デザインです。

 

「では下地は何が良いの」

 

 

通常のコンクリートやモルタル下地でOKですが、下地材として万能下地材「さっと!」がお勧めです。

 

 

 

土壁「塗ってくれい」を練る時に、混入型撥水剤「ミクサップ」を混ぜます。
よく練ったら壁に塗ればOK

 

 

 

土壁「塗ってくれい」は、強度を高めた土壁の仕上げ材です。

撥水剤「ミクサップ」を混ぜて撥水効果を高めると、外部でも安心して土壁仕上げができます。

 

外壁への施工実績はあります

 

 

土壁 塗ってくれいの主成分は「土」です。しかし、強度を高めてあります。

 

 

 

上記の写真は、本土壁塗ってくれいを、外壁に塗った写真です。施工方法は下記でご確認ください。

 

 

土壁を外壁に塗ると、軒のある雨が直接当たらない場所なら大丈夫ですが、雨が直接当たる場所では流れてしまします。

サスティナブルな素材として、土壁の魅力が見直されている昨今、土壁用の撥水剤「土守」や「ミクサップ」を活用して土壁仕上げの幅を広げて欲しいですね。


 

外壁土壁に関する関連ブログはこちら・・・

 

外壁に使う土壁のカラーについて

土壁の空間デザイン意匠について

土壁のメンテナンスについて

雨に強い土壁には?撥水剤について

土壁関連の材料はお任せ下さい

外壁土壁の施工方法はこちら・・・

 

 


 

製品に関するお問合せは下記よりお願いします。

2021/08/20(金曜日)外部・外壁に使う土壁のカラー色について|土壁販売


 土の色が好み。でも外壁だから土壁は使えないよね


 

雨に強い白の塗り壁材を土色に着色すれば、外装土壁風仕上げができる

 

雨に強く、水を弾いてカビや汚れを防ぐ外壁用塗り壁「キープウォール」。
>>「キープウォール」の商品ページこちら

 

この漆喰調塗り壁材キープウォールを土壁風の仕上げにアレンジ!?

 

_DSC2391

 

もちろん、土壁風といっても土壁ではないのでまったく同じにはなりませんが、雨に強い土壁風ならお客様のニーズもありそうです。

 

_DSC2399

 

>>壁カラー土色についてご興味がある方は、コチラをご参照下さい。

 

「キープウォール」は白なので、着色はしやすいんです。

 

_DSC2398

 

より土壁感を出すために、土壁の素材藁すさを入れてみます。

 

_DSC2401

 

≫あくぬき藁すさのサンプルは、コチラから・・・

 

藁すさを入れることで、色だけでなく、土壁のようなデザイン仕上げることができました。

この雨に強い塗り壁材の新しい使い方提案です。

 

_DSC2407

 

そもそも外壁に土壁を塗ればいい

 

しかし、実はこのような事をしなくても、外部に使用できる土壁があります。

土壁なのであたりませですが、塗れば土色に仕上がります。

 

 

この外装に使用できる土壁の表面を、土壁用の撥水剤で保護すれば外部の土壁施工ができます。

撥水剤は土壁の表情を変えることは無いので、色が変わる心配もありません。

 

 

土の色、カラーが好き。だから外にも土壁を採用したい。こんな風にお考えの方はお問わせください!

 

外壁土壁に関する関連ブログはこちら・・・

 

外壁土壁のご提案!

土壁の空間デザイン意匠について

土壁のメンテナンスについて

雨に強い土壁には?撥水剤について

土壁関連の材料はお任せ下さい

外壁土壁の施工方法はこちら・・・

 

 


 

製品に関するお問合せは下記よりお願いします。

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ