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2024/07/02(火曜日)神秘的に見えた月面を表現した壁


 

月面をイメージしたランダムな凹凸とグラデーションカラーが特徴的な壁

 

当社「土のミュージアムSHIDO」にご訪問いただいたお客様にこんな言葉をいただきました。

「表面がザラザラと目で確認できる素材感があり、凹凸もランダムなこの土の壁の空間は、趣味の腕時計やZIPPO(ライター)を飾る部屋に合うよね。絶対かっこいいよ」

お客様の言う通り、土を素材にした壁はその素材感が非常に特徴的で、他の壁ではなかなか表現できません。その素材感は力強さや重厚感を空間に与えます。

 

■淡路島「土のミュージアムSHIDO」アクセス

 

そんな土を素材にした壁の特徴を生かす、いいデザインが何かできないかと考え、表現してみたくなったのが月面。

月面なので本来は「土」ではないのだろうが、土の素材感を生かすには良いテクスチャだ。

 

 

イメージした月面は満月のように明るい時ではない、神秘的で薄明るい月面

その神秘的に見えた月の凹凸、カラーをリアルに再現しました。

ミュージアムへご訪問いただいたお客様に提案してみようと思う。

 

■オーダーメイド塗り壁について 詳しくはこちら・・・

 

2024/06/25(火曜日)ゴージャスで特別感を感じる壁【ホテルエントランス】

土の素材感は高級な空間作りに合う

 

当社が仕上りデザインをご提案させていただき、施工が終わったお客様より完成後の写真をいただきました。

 

 

場所はホテルのエントランス。宿泊のお客様をお迎えする一番最初の場所になるので、エントランスの見え方や印象がそのホテルのイメージにつながる、非常に重要度が高い場所です。

オーナー様のご要望、コンセプトは「ゴージャス」「高級感」

それを表現するために土の素材感を壁表面から感じるデザインにし、且つ大自然を感じれるよう、地層のようなテクスチャにしました。

 

 

特別感は唯一無二(オリジナル)の壁で表現

 

オーナー様からのもうひとつご要望、コンセプトは「特別感」

旅行などでご利用いただくお客様に特別な空間でゆっくりつくつろいでいただいきたい想いからです。

それを表現するために、他ではあまり見た事がないデザインやカラーで、オリジナリティある壁にしました。

 

 

写真を送ってくださったお客様は、このホテルエントランスの現場を依頼を受けたところから当社にご相談いただき、仕上りのデザイン(テクスチャ)、そのデザインにするための材料や施工方法などもご提案させていただき、現場を完成していただきました。

当社では建築の空間コンセンプトやイメージがあれば、それを実現するための塗り壁材をデザイン(テクスチャ)、素材、施工方法(やり方)も含めて、実績豊富な過去の採用実績などのノウハウからご提案させていただきます。

コンセプト、イメージははっきりあるので、それを表現するためにお悩みの方はご相談ください。

壁は空間内でかなりの面積を占めるため、コンセプト、イメージを実現するためにかなり重要です。

2024/06/25(火曜日)淡路島土と生きる!その⑤〜土を構成する物質

淡路島土と生きる その5 土は何からできているの?

 

土は色々混ざっている

 

□ 土は何からできているの?

土は、岩が砕けた砂・シルト・粘土以外に動物や微生物の残骸、排泄物など有機物、それ以外に空気や水も含まれています。
砂と土の違いは、砂が小さくなると土になると思われがちですが、有機物の含有されているかも砂と土の違いには重要です。

 

□ 土を構成する物質

土粒子には、粗なもの(粗粒分)と微細なもの(細粒分)があり、大小粒子の混合の割合を土の粒度といいます。

土の種類は、粒径別の名称によって区分されており小さいものから

① 粒径0.005mm以下の粒子を「粘土」

② 粒径0.074~0.005mmの粒子を「沈泥(シルト)」

③ 粒径2~0.074mmの粒子を「砂」

④ 粒径2mm以上の粒子を「礫」

土は、粘土分・沈泥分・砂分・礫分などがいろりろな割合で混じっています。この混じり具合は、土の粒度試験を行い粒径加積曲線や三角分類座標を用いて、土の分類を行うことができます。

また粒度によって、土の良し悪しを表現することもあり、含まれる土粒子の粒径範囲が広い土は、“粒度が良い”といいます。これは大きな粒子がつくる間隙にさらに小さな粒子が入り、密で安定な構造をつくりやすいからです。逆に土粒子の粒径範囲が狭い土は、“粒度が悪い”といわれ、密実につまりにくく不安定な状態にあります。これを定量的に評価するために、均等係数という量が定義されています。

>というわけで、土を知るには岩石を知る必要があります

 

>その1~淡路島の土を販売

>その2~土の歴史は5億年

>その3~地球にしか無い土

>その4~岩石から土へ地球に最初に生まれた土

>その5~土を構成する物質

>その6~土を知るには岩石から

 

◻ 淡路土が生み出す大地の素肌、土のミュージアムSHIDO

 

国生みの大地、その大地が隆起し、突如現れたかのような空間を構成している土のミュージアムSHIDO

壁も床も淡路土から作られる剥き出しの大地の素肌は、新しくも懐かしくもある感触と、人間たる鼓動を震わせ、同時に安堵を感じさせるような感覚を五感で感じることができる空間である。

歴史と伝統の淡路土から湧き出る力、唯一無二のデザインそれは単なる建築資材を超えた存在として見る人の感性を刺激し続けます。

 

◻ 土のミュージアムSHIDOが手掛ける、淡路土が生み出すアート、地文(JIMON)

 

地文(JIMON)とは淡路土が作り出す大地の紋様。

淡路島の大地のありさまであり、山や川、海、池などの表面の紋様であり、淡路島の自然そのものを淡路島の素材で表現したテクスチャーである。

淡路島の大地の豊かさ、動植物の生命の息吹き、四季折々。

遥か昔から詩や絵画によって花鳥風月が表現され、淡路島は現代にもなおその美しさが届けられています。

淡路島の自然が作り出す美しさをありのまま表現するということは、これまで日本に伝わってきた芸術のように悠久に紡がれ続け、永久に届く力がある。

地文は、淡路土を使い生活のとなりで日々そのことを感じられる空間でありアートである。

 

 

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