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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2022/06/08(水曜日)リフォームするならまずアク止めが肝心

 


塗り替え前にまずあく止め処理を!

 

20年以上前に張ったべニアの上に漆喰を塗る試験を行いました。当社の研究室内の古い壁です。

アクの出かたを試す為にそのまま石膏プラスターを塗って見ましたが、やはりアクは出ました。
古いべニア下地のアクは強い!のが有名です。しかもこの部屋は歴代の研究室の担当者や営業マンがたばこを吸う場所であったため、非常に手強い!(笑)

 

写真の通り寒い時期でもあり石膏プラスターの乾燥が遅いこともあり、顕著にアクが出ています。
出ていない白い部分もありますが、ジョイント付近で塗り厚が厚い部分だからなのか?出ていない場所もあります。

下地材を厚く塗れば止まるのか?検証が必要ですが、基本的にはアクは何も処理しなければ止まりません!

この上に仕上げ塗りすると、当然仕上げ塗り面にまでアクは出てきます。

このような下地のリフォームを行うには「島かべプライマー」をこの上から塗布しましょう。

 

「島かべプライマー」は原液をそのまま塗布していただく商品です。

ビニールクロスのリフォームや、古壁の塗り替え時のアク止め処理にご利用ください。

手順としてはまず、合板(べニア)などの下地に直接「島かべプライマー」を塗布します。
乾燥させてから専用下地材を塗って下地を作ってください。

施工方法は、ローラーや刷毛で塗布。乾燥は6時間~12時間程度で完了です。

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