土間たたきに使用する「にがり」を使い分け!
日本の伝統「土間たたき」には欠かせないアイテム、「にがり」。
土間たたきは、「土」と「石灰」と「にがり」で固め、コンクリートやアスファルトの無い時代から長く続く土間材料です。
そして今回ご紹介する、土間たたきの必須アイテムが「にがり」です。
土間たたきに「にがり」はなぜ必要なの?
にがりを使う理由は3つあります。
1つ目
増粘性があってたたき締める工程で強度がでやすい。
2つ目
たたきは、表面が乾燥すると強度が弱くなり、ボロボロしてしまいます。
ですが、にがりは吸湿性があるので表面の強度が、保たれやすくなります。
3つ目
凍結を防ぐ。にがりは塩分なので雪道に道路をまくのと同じで、たたきの凍結を抑える作用があります。
たたきは、表面が凍ったり、溶けたりすることで強度が弱くなり、表面がボロボロします。
これらの3つの効果がある「にがり」は、土間たたきに欠かせないんです。
土間たたきにはどんな「にがり」を使う?!
当社オンラインショップ「SHIDO」では、このにがりをお客様のニーズに合わせ2種類準備しております。
〇天然にがり
当社の「天然にがり」は、文字通り100%海水からできた天然のにがりになります。
地元淡路島の海水を使用し、薪釜で炊き上げています。
〇粉末にがり
粉末にがりは、粒状に加工されており保管がしやすい商品です。
実際に使用する際は、水に溶けやすいので簡単に使うことができます。
使用方法は、重量比で、粉末にがり5㎏:水5kgになります。
土間たたきに使用する2種類の「にがり」用途によってお使い分けください!