実は・・・着色材を配合した漆喰があるんです!
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漆喰にはどんな着色材(顔料)をつかう?
漆喰はアルカリ性が強いため、使用する着色材も厳選しなければいけません。
以前から漆喰用としては、鉱物系の無機顔料が主流です。
自然由来の鉱物系顔料は自然色に近い色が出るので、住宅の壁の着色にはうってつけです。
さらに対候性(屋外での変色や劣化が無い事)もバッチリです。
着色材を配合した漆喰「島かべカラー漆喰」
漆喰の着色を現場で色味を出すのは、色ムラのリスクがあります。
ですがカラー漆喰は工場で均一に着色材の配合がされており、色ムラのリスクが少なくなっています。
9色のバリエーションから選べ、水で練って頂くだけですぐに使えます。
着色材の比較
通常、鉱物顔料は粉砕し、ふるい分けはされているものの、塊(再結集)になりやすかったり顔料の小さい小さい粒が残っていたりします。
この粒は漆喰に混ぜてハンドミキサー等で練っても中々潰れてくれません。
漆喰の押さえをしていく工程で、鏝で壁面に圧力をかけた際に、「糸引き」という顔料を引っ張った筋が出てしまいます。
この糸引きを無くしたのが「島かべカラー漆喰」です。