漆喰は練り置きすると塗りやすくなるから!
「島かべ練り漆喰」は、塩焼き消石灰・貝灰・麻すさ・海藻糊炊き糊を配合した本格的な文化財におすすめする伝統製法の漆喰壁です。
「漆喰は練り置きするといい!」と聞いたことがあります。
以前、調べた「荒壁土」の練り置きと漆喰の練り置きではどう違うのか調べてみました。
まず漆喰には糊が使われています。この糊が練り置きすることで水を吸い膨張します。
この膨張で糊の保水力が上がり、鏝滑りが良くなります。要するに作業性が良くなると言うことです。
もうひとつ作業性が良くなる理由があります。漆喰にはつなぎ材として、麻すさ(麻繊維)が入っております。この麻すさが練り置きすることにより、水分を吸い込み、塗った時、漆喰の中に沈み込みやすくなります。なので、ひっかかりがなくなり、スムーズに鏝が滑るようになります。
以上のような理由から漆喰は練り置きすることにより、作業性がグンと上がるのでおすすめしております。
漆喰のことならご相談ください!