竹小舞荒壁は現実的じゃないけど、木摺り下地は現実的! |
ここ10年ぐらいずっと「いいね!」「いいね!」とお勧めしている木摺り漆喰下地。
でもやっぱり一部の文化財の改修などでしか見ることが無く、一般的な住宅には難しい様子。
伝統ある木摺り下地
木摺りは、明治期から大正時代にかけての洋風建築の普及により住宅内部の下地として広がりました。
厚み20mm幅30mm程度の杉や檜の胴縁を目透かしさせながら壁に取り付け、その上から漆喰を塗ります。
下地を構成する素材が無垢の木と漆喰だけなので、安全で安心な下地として尚且つエコな工法として弊社も専用の漆喰を作ってお勧めしておりました。
内壁だけでなく、外壁にもその可能性は期待していましたが、やはり実際建築するとなるとコストや工期面でも難しいようですね。
木摺り下地のメリットとしては・・・
① 無垢の木と漆喰しか使わない自然素材100%の工法!
② 石膏ボードや新建材のように切れ端など産廃が少ない!
③ 施工後は、漆喰を20mmと分厚く塗るので結露やカビの心配がない!
などの多くのメリットがあります。
そんな木摺り下地や土塀の補修など、ドカ付けが必要な漆喰塗りにはこの製品!
厚塗り可能な島かべドカッとは、便利で使いやすい中塗り用の漆喰です。
漆喰でこんな悩みをお持ちのお客様にお勧め
文化財改修で大きな蛇腹を引かないと!とお考えのお客様。
海鼠壁をやろうと思っているお客様。
屋根漆喰をお考えのお客様。
伝統左官工法の事ならご相談ください!