まだ本格的な冬ではないのに今シーズン最強寒波が到来中です。
積雪のある地域のお客様や年末までの工期で漆喰施工を急いでいる方も多数いらっしゃると思います。
しかし漆喰はセメントとは違い、空気中の二酸化炭素を吸いゆるやかに硬化していく材料です。当然気温の低い日は当日に乾燥せず翌日に・・・砂しっくい等の厚塗りでは何日も乾燥しない状態が続きます。この時期の夜は1℃や0℃を下回ってしまう事もあり、乾燥途中での凍結等によるクラックや硬化不良といった失敗の原因になってしまいます。
そんな時に役立つのが「漆喰蔵直し」
通常の使用方法は名前の通り、蔵を補修する際のドカ付けの漆喰の為に使いますが・・・
«漆喰蔵直しの使用方法はこちら・・・
城かべの上塗りや城かべ中塗用の砂しっくいに混入するだけで、強度UPや乾燥硬化促進になるんです。しかも作業性や意匠性を変える事はありませんのでご安心を!
※20㎏や25㎏の製品1袋に対して漆喰蔵直しを1袋(4㎏)混入して下さい。
※特殊な反応により練り置きは出来なくなりますのでご注意下さい(練り戻しは出来ますが、一旦硬化したものを壊す為、本来の強度や乾燥スピードになりません)
«こちらのリンクの蔵直し試験より時間の違い等が分かります
寒い季節ですが出来る限りの対策をすれば、冬季でも漆喰施工のリスクが少なくなるので、良いご提案が出来るように日々研究を頑張りたいと思います。