この度新しく発売いたしました「藻カビガード」は藻、カビに特化したトップコートで、その特徴は漆喰内部に浸透し吸水防止層を作り漆喰壁内部に水を侵入させないことでカビの原因となる水分を保水させないことです。
そこで水の侵入をどれほど防止できるのかを検証してみました。
まず城かべ漆喰をカップに詰め漆喰のブロックを作成。
乾燥後、カップをはずし漆喰ブロック表面全体に藻カビガードを塗布したものと、塗布無しのブロックを作成。
藻カビガード乾燥後、赤の染料で着色した水に塗布有と無を1日ひたしました。
ブロックを取り出して半分に割り、水の侵入具合の違いを断面から検証しました。
染料を水に混ぜた量が少なかった為わかりにくかもしれませんが、塗布無しの漆喰ブロックは表面から一番深い所で約20ミリ程度まで赤色の水が侵入していました。
一方塗布有りの断面は白いままで水の侵入がほとんど確認できませんでした。
藻カビガードは試験結果のように水の侵入を防止し、漆喰壁が保水しないためカビ防止に効果があります。
一般住宅物件で軒の出が無い外部大壁施工等、のちにカビの心配がありそうな場合はご検討ください。