近畿壁材 | 塩焼き消石灰の特徴は・・・
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/09/18(土曜日)塩焼き消石灰の特徴は・・・

消石灰の伝統製造方法!


 

漆喰の主原料である消石灰の製造方法にも伝統的な製造方法があります。

消石灰が出来る工程は・・・
①原料となる『石灰岩』を燃料である『コークス』で焼いて出来た物が生石灰(きせっかい)です。
②生石灰に水をかけて消化させた物が消石灰です。

 

この①の焼く工程時に岩塩をかけながら焼き出来た消石灰が『塩焼き消石灰』と言われるもので特級品が漆喰の原料になり皆様へお届けしています。

塩焼き消石灰の特徴は・・・
石灰の芯まで均一に焼け、焼きしまりを防ぎ、消化反応において生石灰の結晶が大きく成長し消化しやすい生石灰ができるといわれております。この生石灰を消化させることで、未消化の少ない消石灰となり、薄く仕上げる漆喰では最適の原料となります。

油で焼く重油焼成方法なら、短い時間で大量に焼けるのでコストダウンにもなりますが、塩焼きをしようとすると設備のロータリーキルンが錆びてしまうので塩焼きが出来ません。
ですので土の中に窯を埋めてある土中窯で塩をかけた石灰岩とコークスを層にし、長時間かけて焼成しています。

この昔ながらの伝統製法で製造したこだわりの漆喰製品ですので自信を持って皆様におすすめ致します。

 

漆喰の素材(原料)のことならお問い合わせください!

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ