近畿壁材 | 日本は雨の多い気候 だからこの商品が誕生しました
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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2020/05/15(金曜日)日本は雨の多い気候 だからこの商品が誕生しました

【ミクサップ】という混入型の漆喰用撥水剤を販売しております。
変な名前!と思った方もいると思いますが、呼びやすい様に造語になっていて、MIX(混ぜて)UP(性能を上げる)との想いが商品名にあります。
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名前の通り、漆喰の中に混入するだけで、外部の漆喰でおこりやすい不具合の予防をしようというコンセプトの商品です。
日本の気候は梅雨などがあり雨が多い環境です。ではそんな日本の気候の外部の漆喰壁でおこりやすい不具合とは・・・
A:吸水
漆喰は微量ですが吸水していきます。吸水する事による不具合は、剥離、カビや藻の発生や繁殖、汚れの壁内への侵入等、多岐に亘ります。
不具合の一つであるクラック(亀裂)もクラックそのものは見た目には影響しますが、クラックから吸水する事により様々な不具合に繋がります。
逆にいうと、漆喰は吸水しなければ、かなり長持ちするといえます。
※ミクサップは混入する中ではかなり高い撥水性能を持ち、漆喰内部への水の侵入を防ぎます。
少し実験画像を紹介します。

左:城かべ漆喰乾燥後、城かべ撥水剤塗布
真ん中:城かべ漆喰押さえ仕上げ
右:城かべ漆喰にミクサップ混入
の3種類の見本を作り、水を流してみました。


左の撥水剤塗布の見本はさすがです。かなりの水量をかけてもほぼ全て流れ落ちました。


真ん中の何も処理していない物は、水の通り道が濡れ色に変わります。やはり吸水してしまうので、直接の雨掛かりは長期的に厳しそうですね。
ちなみに漆喰は結構押さえて表面を密にはしています。


右ミクサップを混入した漆喰は撥水剤塗布なみに水を弾いてくれ壁面に水が残らなく吸水した後もほぼありません。


次に全体に霧吹きで水をかけてみると、ミクサップ入りと撥水剤塗布は、水を玉のように弾いています。


一方、何も処理をしていない物は、壁面の中を水が伝い、逃げ道が無くなった場所で水が滞留して濡れ色になっています。
実際の建築になると、水切りから少し上のあたりで水分が残り、カビが生えやすくなったりしますね。
やはり漆喰を長期的に守るのは、吸水率を出来るだけ下げる事と言えそうです。

B:剥離
剥離の原因となるのが、漆喰の付着力です。万が一、漆喰の裏面に水が廻っても漆喰が下地に付着する力が強ければそうそうバサッと落ちたりしません。
ミクサップは漆喰そのものが下地と付着する力を強化し、下地と強固に密着するように配合されています。

C:カビ、藻
カビや藻は酸素、水分(湿度)、栄養源があればどこでも生えます。酸素と栄養源については今の技術ではどうにも出来ないので、出来る対策は水分ですね。
ミクサップは撥水性能で出来るだけ水分を壁内に侵入させず、さらに防カビ剤の混入もしており、漆喰の抗菌性能もさらに強化していて、撥水と抗菌の2段階での防カビ予防となっています。★【ミクサップ】の特徴
☆漆喰混練時に混入するだけで工期はそのまま!
☆漆喰に撥水機能を付けて水分をシャットアウト!
☆防カビ剤の混入でカビを予防しいつまでも白い壁に!

≫漆喰に混ぜるだけで性能がUP ミクサップくわしくはこちら・・・

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