近畿壁材 | 社寺建築|外壁改修工事には、何が必要?もちろん砂漆喰が必要です。
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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/03/07(日曜日)社寺建築|外壁改修工事には、何が必要?もちろん砂漆喰が必要です。

下地がボコボコ!

大きな不陸を直すには、砂漆喰が便利です。


漆喰に、マニラすさ南京すさを入れ、砂を入れた砂漆喰。
通常の漆喰では塗れない厚み3㎜でも塗れるから、不陸を直すことが出来ます。

社寺建築、お寺の改修工事現場!

その照寺の護摩堂(護摩をたき修法を行うための仏堂)の改修工事があり、打ち合わせにご訪問しました。



ここは、花の寺と言われているらしく、春から秋にかけて様々な花が咲いているそうです。
冬の訪問でしたので、花は全くなし残念。


外部は綺麗な島かべしっくいの押さえで仕上がっていました。
下地の土を「土強」で固めた後、不陸が大きい箇所は「島かべ砂漆喰」で補修し、島かべしっくいで仕上げています。

入口付近の壁は、土をしっかり固めて、あまり不陸が無い為、島かべ砂漆喰を3㎜程度塗って調整をした状態です。
この後、全面に島かべ砂漆喰を塗り漆喰を仕上げていきます。


コーナー部分はコーナー定規を使用し形を決めていますね。この箇所も島かべ砂漆喰で留めています。


護摩堂内部は、建物のゆがみもあり、石膏ボードに張り替えてもらったみたいです。
ジョイント部とビス穴の処理後にボードベースを塗り、漆喰を仕上げていきます。

寒い時期ですが、水引き具合をみながら、内装ボードベース、水引きが少し早いライト製品を使い分けて頂いて左官職人様には好評でした。

下地の凸凹、不陸調整に便利な砂漆喰!

漆喰仕事の強い味方!・

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