漆喰壁は自然素材で割れやすい壁です。島かべネットで補強してください
モルタル下地を作成する場合、表層近くにガラス繊維ネットを伏せこむ方が多いのではないでしょうか。
ここで注意したいのが、ノロがネットを覆うようにきっちきモルタルで塗り隠すということです。
ネットは塗ったモルタルから水が抜けて乾燥していく過程での収縮に対して非常に有効で、表層に近ければそれだけ表面のクラック防止に役立つ優れものです。
しかし、ネットが表層に出ており、塗り隠せていない状態だと、ネットが水を吸わないガラス繊維のため、上塗り材料との接着界面で剥離が起こる可能性があります。
上塗り材料が樹脂系仕上げ材なら上塗り材の付着力で接着しますが、漆喰のような天然素材は付着力があまり無いため、きっちりとネットを伏せこむことで剥離を防ぎましょう!
■漆喰専用の島かべネット
漆喰の強アルカリにも負けない、繊維そのものが耐アルカリのネットになっております。