この度、外壁の漆喰材料についてお問い合わせ頂きましたお客さんの元請け工務店さんに「葉枯らし床材」について教えて頂きました。
葉枯らしの木材は、伐採後山の中で寝かせ、葉の先からゆっくりと水分を抜いて乾燥させていく伝統的な方法だそうで、乾燥機などは使用しない手間と時間のかかる方法だそうです。天然乾燥材は、強度やしなり、ツヤ、香りなども良く、床材にすると最適なやわらかさと温かさのある無垢フローリングになるそうです。
現場の切れ端も大事に残してあり、この葉枯しを体感してもらうようにお配りしているそうです。
社長様の直筆で書いてくださり、頂いてきました。「杉のいい匂い!」
漆喰と同じく伝統的な技法、葉枯しの乾燥方法も全国的に少なくなっているそうです。手間と時間がかかるものがどんどん失われていくのは寂しいですね。