土をたたく 昔ながらの土間たたき
こんにちは、新人の藤森です。
いきなりですが皆さんは、土間を鏝(こて)叩くをところを見たことありますか?
先日、昔ながらの土間たたき【重吉たたき】のサンプルを作成しました。
土間たたきは、文字どおり土をたたいて固めるのでたたきと言います。
実際に施工してみた
〇混錬(材料を混ぜる)
重吉たたきは、土と配合材とにがりがセット品です。
土と配合材を先によく空合わせしてからにがりと水で練ります。
〇塗り付け
今回のサンプル作成でも少し鏝で叩いて、材料をたたきしめてから表面をならしました。
普段、漆喰や土壁のサンプルをないような工程なので面白いと感じました。
〇拭き取り
拭き取りは、表面にできた膜(ノロ)をスポンジで拭くこと言います。
鏝で材料を塗り付けた後、1時間ほど乾燥させて「拭き取り」の工程に入りました。
重吉たたきの拭き取り工程は、スポンジで軽く撫でて水分を拭き取れば簡単にノロが取れました!
後は、1週間ほど乾燥させて「酸洗い」の工程に入ります。
次回の重吉たたきのブログは、「酸洗い」をしてついに完成へ