土壁や昔ながらの土間たたきには土がかかせません。
特に土壁に使用する土は、粘土分が適度な量混入されているものでなければいけません。
有名なのが、京都の聚楽土ですが、昔は各地で色鮮やかな色土が採取されていて、自然の恩恵を建築にもに利用されていました。
が・・近年は、採取場所に建物が建ったり、採掘量が極端に減ったり、色土が枯渇してしまったりと、中々粘土を揃えるのが難しくなっています。
弊社も以前はかなりの数の色土を販売していましたが、安定供給出来ない色土は泣く泣く廃番にさせていただいている物も多いです。
その中でも、淡路島原産の色土は埋蔵量も豊富にあり、色味のブレも少ないので皆様に自信を持って提供させて頂いていますが、土屋重吉ブランドを展開している弊社としては物足りないのも事実です。(着色材での着色は簡単なのですが・・・)
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愚痴みたいになってしまいましたが、土屋として創業した弊社は、これからも土壁やその素材、土を使用した新製品作りに邁進していきますので、土に関する情報がありましたら教えて頂けたらと思います。