漆喰を利用してできるデザイン壁、掻き落とし仕上げ
「島かべしっくい」と「蔵直し」を使って、漆喰で掻き落としが出来るのご存知ですか!
今回お客様から写真を提供頂いたので、「漆喰の掻き落とし」についてご紹介します。
本来なら、漆喰だけでは掻き落としはできません。なぜなら、漆喰の標準塗り厚は約1~2㎜ですからね。
そんな欠点を補うのが漆喰用の添加剤『蔵直し』です。
蔵直しの開発コンセプトは、土蔵や土塀の補修にセメントを使わず補修する場合、どうしても漆喰ではドカ付けが出来ません。
そこで、漆喰の強度を上げることで、通常混ぜる事の出来ない、軽量骨材を混ぜるkとができるようになり、厚塗りが可能となりました。
そんな『蔵直し』の特長から実験的にやってみたのがこの漆喰の掻き落としです。
配合は、
島かべしっくい20kg 1袋
蔵直し 1袋
砂 50kg程度
です。
セメントの掻き落としよりも硬化が遅いので、翌日に掻くことができました。