国内リゾート地で異国情緒を感じる別荘
カスタムメイドの依頼いただいたのは店舗デザイナー様。デザイナー様はホテルや貸別荘など、宿泊施設もよく手掛けています。
実はこのデザイナー様からの依頼は2度目で、半年ほど前に完成した隠れ家的な貸別荘現場で壁と床、空間を彩る材料をオーダーで依頼いただきました。
その現場はオーナー様のご意向で残念ながら完成写真をご紹介できませんが、その現場でのコンセプト実現のクオリティの高さに感動してくださり、再度依頼をいただきました。
この度のコンセプトは「海外リゾートを感じる別荘」です。海外をイメージしていただくことで、訪れた方が非日常を感じ、リラックスしてくつろいでいただきたい想いが込められております。
そんなコンセプトからデザイナー様がイメージした空間が、土の素材感が主張しすぎない、心地よい程度にある、うすく淡いグレー色で囲まれた空間。内部だけでなく、外部も同じ材料を採用し、統一感を出したいとのご要望です。
このようなご要望を元に研究・開発が始まりました。
この度のカスタムメイド開発をするで重要になってくるのは、まずは素材の選定。内部、外部どちらに使用しても問題無い耐久性が求められるため、試験しながら繰り返し調合を行い、素材を確定させます。
次に重要になってくるのは「土の素材感」。しかも、主張しすぎないというところがポイントなので、イメージどおりのデザインになる施工方法(塗り方)を幾度も試験を繰り返し、イメージしているデザインに仕上がり、且つ実際の施工現場でも実現性可能な方法を見つけていきます。
そのような開発の結果ご提案させていただいたデザイン壁が下記になります。
このサンプルを元に施主様と打合せを行っていただいた結果、もう少しだけ素材感を抑えてくれればOKとのお返事をいただき、採用が確定しました。
素材感を抑えるには施工方法(塗り方)で調整できるデザイン壁のため、実現可能です。
当社では淡路島の「土」を素材にした壁材や床材で、お客様の建築イメージ、コンセプト、ニーズに合う空間デザインをご提案をしております。
多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。
「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな材料、仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。