自然素材の塗り壁「漆喰」のオーダーカラー
保育園のオーナー様からオーダー塗り壁の依頼をいただきました。依頼内容はオーダーしたカラーに仕上がる漆喰を製造して欲しいという内容です。
しかも、施工はその保育園で働くスタッフの方達が塗る、いわゆるDIYなので、塗りやすく、扱いやすい製品して欲しいと要望です。
このような依頼の場合、まずはベースとなる漆喰の調合から始めます。DIYでも塗りやすいよう、プロ仕様製品から調合を変えます。
次に調色試験。依頼いただいたカラーになるよう、塗り壁専用の着色材を混ぜて色調整します。
色ができたら最後に着色試験。ベースとして作った漆喰に着色材を混ぜ、お客様ご希望の色の濃淡になるよう試験します。
このようにしてできたオーダーカラー漆喰を施工していただきました。
カラーと仕上げ方(塗り方)を工夫し、子供達も喜ぶ空間に
オーナー様はオーダー塗り壁を依頼するぐらいですから、当然こだわりを強くお持ちです。このオーダーカラー漆喰をどのように仕上げて、どのような空間にしたいかハッキリお持ちでした。
しかし、先ほども言いましたがDIYです。プロではないので、どのように塗ればイメージしている壁の仕上がりできるのか知識も経験もありません。
そこで、当社が過去の採用実績や仕上げ方のノウハウから、塗り方のアドバイス、レクチャーをさせていただました。
完成した保育園内装が下記になります。
DIYで施工していただいたとは感じない仕上りです。
オーダーカラーの壁と表面のデザインで、おしゃれでかわいい雰囲気のある空間になっています。
実際にこの空間に入ると、自然素材塗り壁 漆喰(しっくい)を選択したことによる「ぬくもり」や「やさしさ」も感じることができました。
ここで働く先生方やスタッフの方々が、子供達のために一生懸命DIYで作った、こんな素敵で心のこもった空間なら、子供達の笑顔が絶えない保育園になるのと思います。