古民家とは
古民家に明確な定義はないが、一般的には築50年以上経過している民家を「古民家」と呼ぶことが多い
柱と梁を組み合わせて建てる木造軸組み工法が一般的で、木と木のつなぎ目めに釘など金物を利用せず、木組みで耐力を出している
屋根は瓦やかやぶき、壁には土壁や漆喰、床は畳や無垢材の板張りなどが使用されている
その土地ごとの素材を用いて、環境や文化に適応した工法や素材を採用しているのが「古民家」の特徴ではないだろうか
古民家のメリット・デメリット
「古民家」のメリットとデメリットをまとめてみた
■メリット
・木や土壁、瓦など素材の魅力を味わえる
・自然素材の調湿性や蓄熱性によって、エネルギーを使用しなくても快適
・間取り上、家族との団らんを大切にできる
■デメリット
・年数が経過しているため、シロアリ被害を受けやすい
・気密性は低いため、すきま風が入りやすく冬は寒い
・軒があり日光は入りにくく暗い
以上などであるが、田舎暮らしなどが人気で「古民家」のリノベーションが増加傾向である
古民家のリノベーションに合う素材
「古民家」の特徴やメリット・デメリットより、リノベーションに合う素材を考えてみた
「古民家」に使用されている素材感や自然素材の良い性能は残しつつ、すきまを埋め、空間を明るくする色を選定するのが良い
空間の大面積を占める壁を白い漆喰や土壁にするとかなり明るくなり、しかも施工時に柱際の隙間を埋めることもできるので一石二鳥だ
素材は自然素材のため、メリットである素材感があり、良い性能もそのまま有している
例えば古民家をリノベーションしてカフェにするなら、昔の良い雰囲気を感じながら落ち着き、素材の性能を残し快適な明るい空間を作れる、白い漆喰や土壁は
良い素材と言えるのではないだろうか
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編集者 H.D
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ショップ画像提供 喫茶と喫酒 港様 インスタグラム 喫茶と喫酒 港(@minato.kyoto) • Instagram写真と動画
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