■素材を感じる壁に凹凸を付けデザインに
この白い壁は「漆喰」という塗り壁材です。
「漆喰」は昔からある自然素材の塗り壁材ですが、日本だけではなく、ヨーロッパなど海外でも使われている塗り壁材なのはご存じでしたか?
「日本の漆喰」と「ヨーロッパの漆喰」の違いでわかりやすいのは、完成後の表面です。滑らかなでツルッとした表面の「日本の漆喰」に対し、ザラザラで凹凸ある表面に「ヨーロッパの漆喰」はなります。
そんな「ヨーロッパの漆喰」完成後の特長をさらに進化させ、洋風建築に合い、空間に高級感も出したい発想からつくったデザイン壁です。
白い漆喰は素材をよく引き立ててくれるので、色彩豊かな「淡路島の砂」を漆喰に混ぜてました。ただ、混ぜて塗っただけでは表面がザラザラになるだけで「淡路島の砂」の色彩が壁の中に隠れてしまうため、「掻き落とし」という日本伝統の塗り壁工法を採用しました。
表面から掻き落とす(削り落とす)ことにより、凹凸が付くだけでなく、「淡路島の砂」が壁表面によく見えるようになります。
ベースが白い漆喰は素材の色がよく引き立ち、素材感あるデザイン壁を作れます。
ナチュラルな素材を感じ、清潔感の有る白い壁は洋食店、フランス料理店やイタリア料理店に合うのではないでしょうか。
漆喰は抗菌作用がある壁材なので、なおさら飲食店には良いと思います。
漆喰を利用した素材感のある白い壁。気になる方はお問わせください。