漆喰に藁を使ったデザイン壁で居酒屋にオススメ!
居酒屋や古民家のリノベーションなどに、漆喰壁や土壁といった和風の塗り壁を目にすることってありますよね~
今回、土壁に使われる「藁」をパターン漆喰に混ぜて、和風建築に合うデザインを作成しました。
真っ白の漆喰に藁を入れることで、より和風の味わいが強調されます。
藁入りのパターン塗り方!難しい?
今回のデザインの仕上げ方法は、至って簡単です!
左官用の「コテ」で、少し材料を立たせるようなイメージでコテ跡を残しパターンを付けます。
漆喰に藁すさを混ぜてるので、藁の主張とパターンの凹凸感でよりデザインを強調することができました。
漆喰にどんな藁を入れる?!
土壁や塗り壁に使う藁は「藁すさ」とよばれており、今回のデザインに使用した藁すさは「まるなかすさ」です。
まるなかすさは、他の藁すさと比べても一本一本が太く、より藁感が分かりやすくなります。
特に今回は、パターン漆喰で凸凹感があるので、より太い繊維のまるなかすさを使いました。
さらに、まるなかすさは写真のように、繊維の周りに黄色い「アク」と呼ばれるものが浮きできます。
白い壁の漆喰に、アクが浮いてくることでより味があっていいと思います。
だから「まるなかすさ」を混ぜたパターン漆喰は、和風の味わいがあって居酒屋に合うんです!
この藁入りの漆喰デザインには、重量比で1%ほどのまるなかすさを入れています。
研究室で実際に、塗り試しを行った結果は藁を2%入れると、作業性が著しく落ちたので1%の配合までがオススメです。
このように当社では、様々な検証を行いデザインを研究しています。
使用した藁すさは、繊維が太い「まるなかすさ」です。
漆喰のデザインのことは、是非お問合わせください!