先日の海鼠壁(なまこ)壁について教えて頂いた左官屋さんが、趣味で行っている「鏝絵」を見せてくださいました。
様々なところで評価も頂いている作品ですので、ご存知の方も多いとは思いますが、これも漆喰で出来ているそうなので、漆喰は本当に面白い素材ですね。
この蜂の巣の立体造形!これも実はセメントと漆喰で作っているそうです。びっくりです。
ほぼ本物、鏝絵というよりある種芸術作品ですよね、大きさも実物とほぼ同じくらいで本当に細かい作品です。
ただこの中にはちゃんと左官の基本下地、中塗り、下地が盛り込まれており、どろだんご同様高度な左官技術が盛り込まれています。
上の写真は、骨組みで針金などで出来ています。
この上からモルタル中塗りを行って漆喰で仕上げていくそうです。
ここまで細かくなると道具も市販品ではまかなえず、自作だそうです。
ご自身の手作り道具!
下の写真は、販売店様に飾られていた「あり」これも同じ方が作られた作品だそうです。
感動!