塗り替えする既存壁の強度と浮きの確認
年月が経ち、現在の壁の汚れが目立ってきた、劣化しポロポロしてきた、または、クラック(割れ)が目立つからなど、壁を新しく、きれいに塗り替えたい、リフォームしたい理由はさまざまあると思います。
そんな塗り替えをお考えの方にまず確認していただきたいのは、既存壁の状態確認です。
確認し、対策を取らないと、その上に新しい塗り壁材を塗り重ねるので、新しく壁を塗った作業がすべて無駄になってしまう可能性あるからです。
なので一番重要な作業と言えます。
具体的には既存壁の強度と浮きの確認。
強度に関しては既存壁が塗り壁なら、手で触れた程度で落ちる部分の撤去が必要です。クロスなら糊が弱くなって膨れたり、めくれがある部分はすべて切り取ってしまわなければなりません。
浮きに関しては下地から離れて浮いてしまっている部分まで、剥がす必要があります。
この処理した一番最初に行い、その後、既存壁が塗り替え、塗り重ねできるかどうかの判断をしてください。
この処理で壁の大半が落ちてしまうようなら、既存壁を利用するより、新しく下地をつくり、塗り替えを行った方が得策になります。
まずは既存壁の状態をチェックし、それから塗り替え作業を行うようにしてください。