近畿壁材 | 土塀の弱くなった土壁は補修できる?!
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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2022/06/01(水曜日)土塀の弱くなった土壁は補修できる?!


土壁を固めて土塀の補修ができる!


 

お客様よりご連絡いただき、明石城改修工事現場行ってきました。

今回は塀部分の改修工事で、漆喰壁の汚れが目立ってきていたので塗り替えとなりました。

上塗りの汚れた漆喰を剥がし落としたら下地は中塗り土。

 

土塀の補修は土壁を固めるのが重要!

 

古い中塗り土下地の改修工事はこの古く弱くなった部分の撤去と、古い中塗り土の強化が非常に重要な工程になります。

下地の強度をしっかりしておかないと、塗り替え工事でこれから塗り上げる壁が弱い下地部分から落ちてしまう可能性があるからです。

改修の場合は塗り上げていく各材料も、下地の凸凹をなおすため塗り厚が厚くなります。

その分下地への重量負担が大きくなります。

ですからこの下地処理が非常に重要です。

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土壁を固める方法

 

ほうきで古い中塗り土下地表面を力強く掃き、風化して弱くなった部分を全て落とします。

もちろん浮きが確認できた場所も落としていただきました。

その後、浸透性土壁強化剤 土強(どきょう)を塗布して中塗り土を強化!

>>古い土塀の詳しい補修マニュアルはこちら・・・

今回の文化財など土塀の補修は、やはり下地の強度が大事!

下地の土壁を固めるには、土壁浸透性強化剤【土強】をご利用ください。

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